都営 日暮里・舎人ライナーH2005

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日暮里〜西日暮里〜熊野前

 下町然として薄汚かったのが様相を一変させた日暮里駅は、1ヶ月ほど前に満開の上野、谷中霊園を歩いた時、翌日(平成20年3月30日)の日暮里・舎人ライナー開通記念イベントが行われていた。JRからはコンコースを経て3階の改札口に接続できるほか、出来て間もない日暮里ガーデンタワーとも2階で連絡している。
 お台場のゆりかもめ線のようなライナーは尾久橋通りをひたすら北上、9.7km先の見沼代親水公園まで走行する。日暮里を出てすぐの西日暮里、赤土小学校前を通過し、熊野陸橋手前の熊野前に着く。

足立小台〜(西新井大師)〜西新井大師西

 都電荒川線と交差する熊野陸橋の下を歩き、隅田川に架かる尾久橋を渡ると足立小台駅があり、続けて荒川に架かる扇大橋を渡って少し行くと扇大橋駅に着く。尾久橋通りを北上し、高野、江北駅に至る。
 江北駅の直前で右折し、江北バス通りを東進すると環7と交差し、西新井大師の参道に着く。西新井大師は別ページにまとめた。参拝後、環7を西進して江北陸橋で右折、尾久橋通りを北上して西新井大師西駅に着く。

西新井大師(総持寺)

 西新井大師は、天長時代(824〜834年)に弘法大師が祈祷すると枯れ井戸から水が湧き出し、病も平癒したことから始まる。堂の西の井戸と言う意味で西新井となった。花で有名であり、桜、ぼたん、芍薬などの見どころの時期が山門に掲示されている。今は5ヶ所のぼたん園や、藤が見どころで、赤、白、黄などの大輪のぼたんが咲き誇っている。
 参道は川崎大師のだるまや、くず餅、柴又帝釈天の草団子店を小規模にして集めたような感じで、デジャブー(既視感)を覚える。西新井大師は有名な割には意外に小ぶり、と言う印象を受けた。

谷在家〜舎人公園〜見沼代親水公園

 尾久橋通りを谷在家から北上、舎人公園、舎人を経て終点の見沼代親水公園に着く。舎人公園は尾久橋通りを挟んで西側は野球場やテニスコートなどのスポーツ施設が、東側には噴水や芝生などの公園で構成されている。西側は年数を重ねた施設だが、公園は北側が整備中で、如何にも出来たばかり、の雰囲気である。
 終点の見沼代親水公園駅は川口市の手前で、東京と埼玉の境ぎりぎりの所である。日暮里までの戻りにライナーに乗ったが、2車両が普通の1車両に相当する小さな車両である


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