田園都市線H2012

【関連サイト】 東急 田園都市線(平成15年)
旧街道散策 大山街道
東京散策 駒沢オリンピック公園



中央林間〜長津田〜青葉台

 中央林間から、片道1車線の名もない道を地図を頼りに歩いてつきみ野駅に着く。駅前からは丹沢山系が青空によく映えている。そこから電車は直線で南町田に行くが、歩くとなると県道目黒町・町田線(56号)で一旦北上して、国道16号に出て南下、途中で線路沿いに歩いて南町田駅に至る。16号の途中で歩道がなくなり、細道を歩いて堺川高架橋下を歩くなどの苦労はいつもの通りである。
 南町田駅前に広がるグランベリーモールを歩きながら南下、南町田カルフールを通り抜け、国道246号に出る。仏カルフールは経営悪化でイオンに売却したが、2号店の南町田店も期日不詳で閉店の通知が出されている。国道246号を北上、側道に入ってすずかけ台駅に着いた後、、戻って再び北上、やなぎ通りに入ってつくし野駅に至る。森に囲まれれた道を東進、森村学園前を通り、JR横浜線と連絡する長津田駅に着く。長津田駅から国道246号に出て横浜線のガード下を進んですぐの片町交差点で左折、田園都市線を渡って右折、こどもの国通りに出た所に田奈駅がある。こどもの国通りから246号に出て北上、エッソガソリンスタンドの手前の側道を下り、環状4号に出て青葉台駅に至る。5年前は駅と駅の点を最短で結ぶコースだったため、この区間では道に迷ったりもしたが、今回は多少遠回りでも分かりやすい道を選んでいるので、かえって歩きやすかった。

青葉台〜あざみ野〜溝の口

 青葉台を出て、国道246号をひたすら北東に歩く。藤が丘を過ぎると、遠くからもその大きさが分かる東名横浜青葉インターの取り付け道路の下を歩くと、市が尾駅である。更に進み、東名と交差する所にある江田駅から直角に左折、線路沿いの道を北上、坂を上り切って少し下った所にあざみ野駅がある。
 さらに北上するが、上り坂は延々と続き、自転車を押したり、電動自転車の人が増える。駅入口交差点で右折するとすぐにたまプラーザ駅が見える。青葉台と同じく、東急が力を入れていることが歴然として、大きなスーパーが並ぶ。田園都市線はここで直角に右折して国道246に向かう。鷺沼駅前で梶が谷までの散策コースが案内されており、概ねこのコースに従うこととした。国道246号の北側を並行して走る線路沿いに宮前平を経て、宮崎台に至る。
 宮崎台駅に隣接した東急の電車とバスの博物館前の坂を下り、線路の北側の住宅街の道を北東に進むと、梶ケ谷交差点で国道246号と交差し、左折して溝の口側に少し進んで小路に入る。最初の交差点で右折すると梶が谷駅がある。小路に戻り、アルバゴルフクラブ前を道なりに歩くと、高津区役所を経て溝の口に着く。

溝の口〜三軒茶屋〜渋谷

 溝の口駅から大山街道を東進する。大山街道(大山道)は、江戸時代に盛んだった大山詣に利用された道で、歴史保存に熱心な川崎市の肝煎りで案内板などが整備されている。お会式で有名な宗隆寺、漫画家岡本一平と結婚し、岡本太郎の母でもある岡本かの子の実家である大貫家跡、二子神社の岡本太郎による文学碑、二子の渡しの碑がある。
 二子橋を渡り、二子玉川の高島屋SC前を通り、瀬田交差点から、旧玉電の線路だった旧大山街道を歩くと桜新町駅界隈は、桜並木と、サザエさんの幟が続く。しかし、長谷川町子美術館に行くためサザエさん通りに入ると、それらしきものは全くなく、ありふれた商店街である。
 駒沢オリンピック公園の中央広場には公園のシンボルである管制塔(オリンピック記念塔)の左に陸上競技場、右に体育館がある。体育館の地階には東京オリンピックの写真や、日の丸などが退色したブレザーなどが展示されている東京オリンピック メモリアル ギャラリーがある。撮影厳禁なのが残念である。更に進むと、東洋の魔女と言われた女子バレーが優勝した室内球技場がある。
 三軒茶屋交差点には、不動明王の大山道標があり、大坂の手前で山手通りの地下で工事している中央環状新宿線と、高架の首都高3号渋谷線とを結ぶ大橋ジャンクション工事が進められている。大山街道で一番長く、大きいことから名付けられた大坂を上り、繁華街道玄坂を下ると渋谷駅である。

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