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薬王院 仁王門〜薬王院 本社〜薬王院 不動堂 

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薬王院 仁王門 薬王院 仁王門 

「本堂、本社、奥之院を経て山頂方面へ」の案内板がある。
薬王院 仁王門 薬王院 仁王門 

 三間一戸八脚門、一重、寄棟造り。間口の寸法は三.六三メートル、奥行ニ.七二メートルある。
 高尾山不動堂(薬王院奥の院)が寛永年間の建築であり、鐘楼にかける銅鐘が寛永九年(一六三二)の鋳造であるところから、この門も大体、江戸初期の創建と考えられる。昭和三四年の伊勢湾台風により破損を受け復元した。
 仁王像を安置してあり、その胎内収蔵木札銘に「貞享元甲子年六月吉祥日、奉再営仁王当山本尊茶師堂 延宝五年十一月晦日煙焼、其時……」とある。
薬王院 仁王門 薬王院 仁王門 
薬王院 本堂 薬王院 本堂 
薬王院 本社への階段を上る 薬王院 本社への階段を上る 
薬王院 階段下に方丈、書院が見える 薬王院 階段下に方丈、書院が見える 
薬王院 本社への階段を上る 薬王院 本社への石段を上る 

タレントの石原良純が関節痛薬のコマーシャルでこの石段を使っているが、さして急坂でもないし、膝や腰を痛めるようなことはない。
薬王院 本社への階段を上る 薬王院 本社への石段を上る 

階段脇には何体もの小像が並ぶが、由来は分からない。
薬王院 本社(飯縄権現堂) 薬王院 本社(飯縄権現堂) 

 木造単層で、入母屋造り、銅板葺きである。三間四面の堂に回り縁をつけ、組物、彫刻等は彩色塗をほどこし、享保十四年(一七二九)の建立になるものである。宝暦三年(一七五三)の修理を経てきたが、昭和四十年四月より四十三年九月にかけて解体修理を行い、部分的には旧規にもどしている。
 江戸中期の社殿建築として組物・彫刻などに優秀な技術を見せている。すなわち、当時の権現造りとしてまれに見る優秀なものである。
薬王院 本社(飯縄権現堂) 薬王院 本社(飯縄権現堂) 
薬王院 奥の院への階段を上る 薬王院 奥の院への階段を上る 
薬王院 奥の院(不動堂) 薬王院 奥の院(不動堂) 

 この不動堂は高尾山薬王院の奥院であり、江戸時代初期の建造物として優秀なものである。
 構造および規模は、木造、厚板銅板葺き宝形造、梁間、桁行とも三間であり、間口、奥行はともに六.六〇メートル、四方回り縁で、様式から寛永年間(一六二四〜四四)の建築になるものと認められる。
 なお、附の須弥壇も同時代に造られたものであろう。
薬王院 奥の院(不動堂) 薬王院 奥の院(不動堂) 



 
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