万歩計 トップ 散策点描 目次 秋の大阪、京都散策H281015-17 目次 東梅田〜お初天神(露天神社)・北新地〜淀屋橋駅 八幡市駅〜石清水八幡宮〜八幡市駅 宇治駅〜宇治平等院〜宇治駅 伏見稲荷駅〜伏見稲荷大社〜伏見稲荷駅  ページ ラスト 


万歩計



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梅田〜石清水八幡宮〜宇治平等院〜伏見稲荷大社散策H281016





 【目次】   東梅田〜お初天神(露天神社)・北新地〜淀屋橋駅   八幡市駅〜石清水八幡宮〜八幡市駅   宇治駅〜宇治平等院〜宇治駅   伏見稲荷駅〜伏見稲荷大社〜伏見稲荷駅 

【関連サイト】   秋の大阪、京都散策H221001-02(JR大阪駅〜曾根崎警察署〜お初天神(露天神社))
秋の大阪、京都散策H221001-02(梅田新道交差点〜大阪市役所〜北浜3丁目交差点)

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  東梅田〜お初天神(露天神社)・北新地〜淀屋橋駅

 天気は予報通りきれいに晴れ上がり、東梅田駅に接続する定宿の梅田OSホテルから御堂筋を南下、お初天神(露天神社)に西門から入ると注連柱の背後に本社がある。300年前に天神の森で心中したお初、徳兵衛の曾根崎心中に因み、曽根崎道祖神、恋人の聖地碑、曾根崎心中ゆかりの碑など通称のお初天神のほうが有名である。

 御堂筋を南下、国道1号、2号の分岐点である梅田新道交差点で曽根崎通を渡り、梅新南交差点を過ぎ、堂島川に架かる大江橋を渡ると中之島に大阪市役所があり、向いに日本銀行大阪支店がある。さらに進み土佐堀川に架かる淀屋橋を渡ると京阪淀屋橋駅である。

 伏見稲荷駅から淀屋橋駅に戻ったが、40年前に通勤した会社のすぐ近くにあった北新地に立ち寄ることにした。御堂筋を北上 土佐堀川に架かる淀屋橋を渡り中之島の日本銀行大阪支店、京阪中之島線の大江橋駅と過ぎ、堂島川に架かる大江橋を渡る。梅新南交差点の先で左折、新地本通りへ入るとバーやスナックの雑居ビルが建ち並ぶ。サラリーマン向けのリーズナブルな値段でランチを提供していた食道園やかに道楽を経て曽根崎新地1交差点で曽根崎通を渡り右折、東梅田駅の梅田OSホテルに向かう。

  八幡市駅〜石清水八幡宮〜八幡市駅

 京阪の1dayチケットで淀屋橋駅から八幡市駅に向い、男山ケーブルで男山山上駅に着く。木々で覆われた西参道を歩き石清水八幡宮(別ページにまとめた)を参拝後、男山ケーブルの男山山上駅から八幡市駅に戻り、宇治平等院に向かう。西参道には漏斗形の容器を束ねたものが木に取り付けられている。これは男山保全地域ナラ枯れ対策事業で、害虫を駆除するためである。

 石清水八幡宮の西参道にある三女神の先に本殿前階段があり、右折すると石翠亭休憩所や第3駐車場前広場で、左折して階段を上ると本殿となる。第3駐車場前広場には、ボーイスカウト像、シンボルタワーの涌峯塔、エジソン記念碑がある。本殿前階段を上ると、今年(平成28年)2月に石清水八幡宮が国宝に指定された立て看板がある。本殿前参道を進み、南総門を抜けると鮮やかな朱色の楼門、本殿がある。中心部となる本殿は八幡造りという建築様式で、現存するものでは最古かつ最大規模で、非常に貴重な存在である。

  宇治駅〜宇治平等院〜宇治駅

 八幡市駅から中書島駅で京阪宇治線に乗り換えて宇治駅に着く。観光案内を見ながら宇治川に沿って南下、宇治橋東詰で右折して宇治川に架かる宇治橋を渡る。宇治川はさほどの急流には見えないが、西詰に近づくにつれ白波が立ち特に西岸では驚くほどの急流である。宇治橋西詰交差点で右折すると府道3号線で、県神社参道の鳥居がある。鳥居脇で左折、名産宇治茶の土産物店が並ぶ平等院表参道を進む。宇治橋西詰には紫式部像がある。

 平等院は永承7年(1052)、関白藤原頼通によって父道長の別荘を寺院に改め創建された。 表門から歩くと鳳凰堂があり、右手に別料金(300円)の鳳凰堂拝観券売り場がある。拝観までの待ち時間は1時間半後の13時半である。次に来ることはないと思い、拝観を申込んだ。高校2年の時修学旅行で鳳凰堂に来たが、夕刻に阿字池で正面から見ただけで記憶はまるっきりない。阿字池を周回するが、2年半前(平成26年)に改修工事が終わり、朱色が鮮やかで、屋根の鳳凰も金色が秋空によく映えている。宝物殿の鳳翔館には改修前の鳳凰とか、雲中供養菩薩像などが飾られているが、残念ながら撮影禁止である。梵鐘、伏見桃山城からの移構とされる旧南門、塔頭浄土院と鳳凰堂を一周し鳳凰堂拝観時間まで1時間木陰で待機する。13時半の拝観時間になりガイドの先導で橋を渡る。鳳凰堂内の阿弥陀如来像を見るだけなので正味5分、30人/回で、堂内の撮影は厳禁である。

 平等院表門から名産宇治茶の土産物店が並ぶ平等院表参道を歩き、宇治川に架かる宇治橋を渡る。西詰の下流側は上流側(行きに見た方)より激しい流れで白波が立っている。京阪宇治線の宇治駅周辺には食事をとれる店はなく、結局昼食は食べられなかった。

  伏見稲荷駅〜伏見稲荷大社〜伏見稲荷駅

 宇治駅から中書島駅で京阪本線特急に乗り換え、更に丹波場て準急(実態は各停)に乗り換えて伏見稲荷駅に着く。 参道の神幸道を歩くが、最初の鳥居付近から参拝客が溢れてくる。中国人が団体でなく、小グループに分かれて多くおり、東南アジアのイスラム教徒も多い。何故か着物姿(浴衣ではない)の若い日本人女性が多く見られた。はじめは外人かと思ったが、違った。日曜というせいもあるが、元々狭い参道の両側に屋台が並び、興味深げに屋台位を覗く外人が多くて歩きにくく、宇治で食べ損ねた昼食をと思っても店に立ち寄ることもできない。参道の神幸道を歩き楼門に来ると、JR奈良線の稲荷駅から楼門へ真っ直ぐ伸びる表参道がある。

 楼門を通ると外拝殿があり階段を上ると本殿である。全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮で、宇迦之御魂大神を主神とし、佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神を祀る。奈良時代の和銅4年(711)に秦氏が稲荷山上に創祀し、後にこの地に社殿が造営されたという。授与所、権殿と過ぎ、階段を上り鳥居を抜けて玉山稲荷社に着き、右の奥宮に至る。奥宮からの千本鳥居(大鳥居)は高く、柱の間も広いため楽に進むことが出来る。中国人観光客が多いのは言うまでもないが、欧米人も多い。いわゆる団体客は稀である。大鳥居を少し行くと列の進みがガタンと落ち、「千本鳥居は右側通行です」の横断幕が出てくる。今までの大鳥居の半分の幅の低い小鳥居がびっしりと連なる。稲荷山に向かう右側の鳥居は大勢の人が進むため、全く進まなくなってしまう。始めは歩こうと思ったが、一向に小鳥居に入れず、距離も長いため横道に出て戻ることにした。

 千本鳥居(小鳥居)から横道に入り下ると、玉山稲荷社、外拝殿と過ぎて参道の神幸道を進み、京阪本線の伏見稲荷駅に至る。






 
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