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万歩計



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赤穂義士祭 自刃の遺跡巡り(泉岳寺、自刃四藩邸、荻生徂徠墓所)H241214




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地図上の歩行距離 6.8km(システムの機能上、実際のルートと違う場所があります)
Nkm/Mkm N:区間距離、M:起点からの累積距離

経路 A:泉岳寺駅〜都道415号高輪麻生線〜B:泉岳寺(0.3km)〜都道415号高輪麻生線〜二本榎通り〜
C:細川家下屋敷跡(0.9km/1.2km)〜都道415号高輪麻生線〜桜田通り〜D:荻生徂徠墓所(0.8km/2.0km)
二本榎通り〜慶應仲通り〜E:水野家中屋敷跡(1.2km/3.2km)〜第一京浜〜電気通り〜
F:薩摩藩邸遺構(0.7km/3.9km)〜慶応大学 三田キャンパス〜綱坂〜G:松平家中屋敷跡(1.0km/4.9km)
麻布十番商店街〜H:毛利家上屋敷跡(1.9km/6.8km)

【関連サイト】   赤穂義士300年祭(H14−12−14)
都営 浅草線H2410(赤穂義士の遺構巡り(大石内蔵助自刃遺構〜泉岳寺〜泉岳寺駅))
大学点描 慶應大学
初冬の六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、赤坂サカス散策H221206(麻布十番〜六本木ヒルズ〜毛利庭園)

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 泉岳寺駅〜赤穂義士祭の泉岳寺H241214

 都営浅草線の泉岳寺駅から第一京浜に出て、泉岳寺交差点で右折、都道415号高輪麻生線を歩き、赤穂義士祭の泉岳寺を参拝する。10年前の討ち入り300年祭では、人混みに押されながら寸刻みで歩いた反省から、9時半と早めに着いた効果はあった。屋台準備中の参道を歩き、中門をくぐり土産物店を見つつ、大石内蔵助良雄像脇に警備本部が置かれている山門を抜けるとピンクの幟や黄色の提灯で飾られた境内に着く。本堂の右手から義士墓所に向かい、墓所への階段沿いにある瑶池梅,、首洗井戸、義商 天野屋利兵衛浮図などを見つつ墓所に入る。

 義士墓所の門をくぐると、まわりが見えなかった300年祭ほどではないが、線香の煙が立ち込める。入ってすぐ右に浅野内匠頭長矩夫人(瑶泉院)之墓があり、その左に浅野長矩公之墓がある。義士の墓は石垣に囲まれた一画にあり、大石内蔵助の墓は墓所の右奥角で、石垣を挟んで浅野内匠頭の墓と並んでいる。大石主税の墓は墓所の左角である。義士は預けられた大名4家ごとに埋葬され、それぞれの墓には氏名と行年が書かれた木札が立てられている。参拝後、階段を下りて山門を出て都道415号高輪麻生線に戻り、伊皿子坂を上って伊皿子交差点で左折、二本榎通り(メリーロード高輪)へ入り、旧高松宮邸(高輪皇族邸)に着く。

 細川家下屋敷跡〜荻生徂徠墓所〜水野家中屋敷跡

 二本榎通り(メリーロード高輪)の旧高松宮邸(高輪皇族邸)の先にある都営高輪一丁目アパートの前に摩滅した大石良雄等自刃ノ跡の牌があり、奥の鍵の掛かった門が付いた白塀の一画が細川家 下屋敷跡である。門の隙間から見える自刃の庭はきれいに黄葉したイチョウの落ち葉で覆われている。二本榎通りに戻り伊皿子交差点で左折、魚籃坂を下り、魚籃坂下交差点で右折して桜田通りへ入り、長松寺の荻生徂徠墓を参拝する。荻生徂徠は、助命論もあった義士に対し、名誉刑の切腹を主張した儒者である。

 桜田通り(国道1号)から右折して幽霊坂を上り、突き当りで左折して聖坂に出る。聖坂は、細川家下屋敷がある二本榎通りが伊皿子交差点から改称したもので、尾根伝いに平坦な道が続き、三田間近で坂となる。古墳がある亀塚公園、普連土(フレンド)学園)、阿含宗関東別院と過ぎて、突き当りを右折、都道301号(白山祝田田町線)へ入り、慶応大学三田キャンパスがある三田二丁目交差点に至る。

 三田二丁目交差点で桜田通りを渡り、慶應仲通りへ入り東進する。慶應仲通りは慶大生や、NECなどのサラリーマン御用達の飲み屋街で、狭くゴチャゴチャしている街並みが独特の雰囲気を醸し出している。突き当りの右角に赤穂義士預かりの水野監物邸跡の案内があり、田町駅西口交差点で左折、第一京浜へ出る。三菱自工本社前に江戸開城会見之地の碑がある芝五丁目交差点で左折、日比谷通りへ進み芝3丁目交差点で左折、電気通りへ入る。NEC本社ビルの木立にある薩摩屋敷跡の碑を経て、三田通り交番前交差点で左折、桜田通りへ戻る。

 慶応大学三田キャンパス〜松平家中屋敷跡〜一の橋交差点

 桜田通りの慶大東門前交差点にある東館の下のアーチ状の東門から階段を上り、幻の門を通ると福沢諭吉像がある重要文化財の慶應義塾図書館がある。この図書館と像は慶大のシンボルであり、早稲田で言えば大隈講堂と大隈侯銅像に相当する。図書館旧館と塾監局の間、続いて研究室棟と第一校舎の間を西進、突き当りで左折する。西校舎、大学院校舎、図書館新館 三田演説館、中庭とめぐり、南校舎の階段を下りて正門(南門)から桜田通りに出る。

 桜田通りの三田四丁目交差点で右折、慶應義塾中等部横の道を歩き綱坂に出る。羅生門の鬼退治で有名な、平安時代の武士渡辺綱(わたなべのつな)が付近に生まれたという伝説による。傍に三田坂めぐり散歩の石柱があり、松山藩松平家中屋敷だったイタリア大使館内に赤穂義士の大石主税切腹の場がある、と書かれているが、入れるはずも無い。綱坂を上ると突き当たりに簡易保険事務センター(旧 簡易保険局)があり、向かいには綱町三井倶楽部がある。右折すると渡辺綱にまつわる綱の手引坂であるが、左折して徳山の毛利日向守の藩邸があった日向坂を下る。古川に架かる二の橋を渡り、二の橋交差点で右折、都道415号高輪麻生線へ進んで一の橋交差点で左折、麻布十番大通りへ入る。

 麻布十番商店街〜毛利家上屋敷跡〜六本木ヒルズ

 麻布十番大通りを西進、人気のパン店であるモンタボーなどを過ぎ、豆源前交差点で左折、雑式通りへ入りパティオ十番のきみちゃん像を見た後、雑式通りを戻り、「およげ!たいやきくん」のモデルである浪花家総本店に寄る。「きみちゃん」は赤い靴の女の子のモデルで、病気で渡米せず、十番稲荷近くの孤児院で病死した悲話がある。正面に六本木ヒルズの森タワーを見つつ、麻布十番大通りを歩き、イルミネーションで有名なけやき坂下交差点に出る。

 環状3号線から六本木ヒルズに入り、黄葉や紅葉の木々が美しい毛利庭園の中に赤穂義士への罪人扱いへの悪評に言い訳する毛利甲斐守邸跡の説明板がある。 六本木ヒルズのアリーナからヒルサイド、大屋根プラザのクリスマスグッズ ショップ、66プラザで開催されている「サントリー協賛 WHISKY HILLS 2012」を見た後、メトロハットからエスカレーターで日比谷線の六本木駅に向かう。







 
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