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万歩計



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江戸の歴史探訪(江戸六地蔵、江戸五色不動尊)H2401


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【関連サイト】 (六地蔵)   

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  (五色不動)  

東京の名所(雑司ヶ谷 鬼子母神界隈)

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東急 目黒線H2010(行人坂 大円寺〜目黒雅叙園〜蟠龍寺)

     

東急 目黒線H2010(海福寺〜五百羅漢寺〜目黒不動尊)

       

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  #1/2 江戸六地蔵散策H240115

 青物横丁駅前で右折、ジュネーヴ平和通りを東進、東海道南品川交差点で右折して旧東海道品川宿(南品川宿)を南下して東海七福神毘沙門天を祀る品川寺(ほんせんじ)に着く。道路沿いに江戸六地蔵第一番の銅像があり、境内に入るとジュネーブ市の美術館から昭和5年に返還された鐘がある鐘楼がある。旧東海道、ジュネーヴ平和通りを戻り、青物横丁駅に着く。京急本線に乗り、都営浅草線、都営大江戸線と乗り換えて門前仲町駅に向かう。
 都営大江戸線門前仲町駅から清澄通りを南下、門前仲町交差点で左折して永代通りへ進み、深川不動尊に向かう。深川不動尊本堂前の小道で右折、深川公園へ行くと記念碑群があり、その中に富岡八幡宮 別当永代寺跡の碑がある。富岡八幡宮の別当寺であった永代寺は、明治の神仏分離令により廃寺となり、その跡地は深川不動尊となって、第六番の江戸六地蔵は破壊された。深川不動尊の表参道には末寺の吉祥院が永代寺と称している。 永代通り、清澄通りと戻り門前仲町駅から次の清澄白河駅に向かう。
 都営大江戸線清澄白河駅から清澄庭園沿いに南下し最初の交差点で左折、深川資料館通りへ入り、霊巌寺に向かう。本堂の左手前に第五番の江戸六地蔵があり、本堂左横には白河藩主で寛政の改革を行った松平定信の墓所がある。霊巌寺の先に深川江戸資料館があり、清澄白河駅に戻って都営大江戸線、新宿線、浅草線と乗り継ぎ、浅草駅に向かう。

 雷門通りの都営浅草線浅草駅から吾妻橋交差点で左折、江戸通りへ入り、言問橋西交差点で向かい左の吉野通りへ進む。浅草七丁目交差点、山谷堀公園吉野橋と北上し、東浅草交番前交差点の先の靴ひもの株式会社マモル脇で左折すると正面に第二番江戸六地蔵の東禅寺が見える。東禅寺は分かりにくいので注意が必要である。
 吉野通りをさらに北上し、東浅草二丁目交差点を過ぎると、大阪の釜ヶ崎、東京の山谷と呼ばれた地区で、昼から立ち飲み屋は大繁盛である。泪橋交差点で明治通りを渡り、南千住駅前歩道橋を渡って日比谷線南千住駅に着く。次の巣鴨には、日比谷線で仲御徒町駅に行き、都営大江戸線、都営三田線と乗り継ぐ。
 都営三田線巣鴨駅から白山通りの巣鴨駅前商店街を北上、真性寺の第四番江戸六地蔵に着く。改装工事を終えた後で、地理的条件も良いため参拝客で賑わっている。直ぐ先におばあちゃんの原宿と言われる巣鴨地蔵通り(旧中山道)入口があり、高岩寺(とげぬき地蔵尊)を参拝して巣鴨駅に戻る。最後の新宿太宗寺には三田線で神保町駅に向かい、新宿線に乗り換えて新宿三丁目駅に向かう。
 都営新宿線新宿三丁目駅を出ると明治通り(バイパス)で、新宿柳通り交差点の先の新宿二丁目交差点で左折、新宿通りへ入る。新宿一丁目西交差点手前の新宿交番角で左折すると突き当たりに太宗寺がある。信州高遠藩主内藤家の菩提寺で、入口直ぐ右の第三番江戸六地蔵だけでなく、「内藤新宿の閻魔」「しょうづかのばあさん」として江戸庶民に親しまれた閻魔像・奪衣婆像がある閻魔堂、三日月不動像と新宿山の手七福神の布袋尊像を祀る不動堂などがある。新宿通りに戻り、新宿一丁目西交差点角に丸ノ内線新宿御苑前駅に至る。

  #2/2 江戸五色不動尊散策H240125

 三軒茶屋駅の三茶パティオ口に聳えるキャロットタワー横から地上に出て右折、世田谷通りへ入り、最初の信号で右折して世田谷線の踏切を渡り、すぐ左折して線路沿いに進むと目青不動尊(教学院)である。目青不動と大書した赤い大きな提灯がかかる不動堂を参拝後、同じ道を戻り三軒茶屋駅に着く。田園都市線で渋谷駅に行き、副都心線に乗り換え、雑司が谷駅に向う。
 雑司が谷駅を出て右折、都電荒川線沿いに進んで踏切を渡り、大鳥神社へ入る。大鳥神社は神仏今離の令で鬼子母神境内からの移転場所が決まらず、苦労した経緯がある。境内に新設の雑司が谷七福神の西宮神社(恵比寿神)を見た後、神社を出て右折、道なりに歩くと鬼子母神に着く。表参道を歩き、石の仁王像、天然記念物子授けイチョウ、創業1781年(天明元年)の土産物店上川口屋と過ぎて、法明寺鬼子母神堂に着く。脇の雑司が谷七福神大黒堂に寄った後、表参道を戻り、ケヤキ並木を経て都電荒川線鬼子母神前駅の踏切を渡り、高田一丁目交差点で目白通りを渡る。
 目白通りの高田一丁目交差点から住宅街の宿坂を下ると目白不動尊(金乗院)である。不動堂の左下から墓地に入り、慶安の変(由井正雪の乱)で磔刑に処せられた丸橋忠弥の墓を見た後、山門を出て右折、三遊亭圓朝作の「怪談乳房榎」にゆかりの寺南蔵院、氷川神社と経て、北詰に「山吹の里」の碑がある神田川に架かる面影橋に至る。

 都電荒川線面影橋駅がある面影橋交差点から出て左折、新目白通りへ進み、神田川南側遊歩道を歩いて都電荒川線始発の早稲田駅で新目白通りを渡り、早大入口仲通りへ入る。突き当たりの老舗金城庵前で右折、ワセダグランド坂通りを上り早稲田大学の北門に着く。向かいは旧安部球場の総合学術情報センターで、野球部の創設者の安部磯雄と飛田穂洲像や、中央図書館などがある。
 早稲田大学の北門から歩き、6号館のアーチを通ると坪内博士記念演劇博物館で、坪内逍遥先生像がある。工事中の3号館、7号館と過ぎて大隈侯銅像前で左折、會津八一記念博物館を経て大隈講堂に至る。早大南門通りを進み、小野梓記念館前を通り、馬場下町交差点で左折、早稲田通りを東進、東西線早稲田駅に至る。馬場下町交差点には、大隈侯御用達の蕎麦屋として有名な三朝庵や、流鏑馬の穴八幡神社がある。東西線で飯田橋駅に行き、南北線に乗り換え、本駒込駅に向かう。
 本駒込駅から北上して最初の交差点で本郷通りを渡ると目赤不動尊(南谷寺)である。始め駒込村動坂で赤目不動と号したが、徳川家光の命により現在の地へ移され、目赤不動と改めた。本駒込駅に戻り、南北線の後楽園駅から大江戸線の春日駅に乗り換え、上野御徒町駅に着く。日比谷線の仲御徒駅に乗り換えて三ノ輪駅に向かう。三ノ輪駅前の大関横丁交差点で左折、明治通りへ入ると直ぐにいつも門を閉じている目黄不動尊(永久寺)に着く。三ノ輪駅から日比谷線で日比谷駅に行き、都営三田線に乗り換え目黒駅に向かう。

 目黒駅界隈は歴史の宝庫で、江戸三大大火の一つ明和の大火の火元である目黒行人坂大円寺は、八百屋お七の相手の吉三(西運)と縁があり、続く目黒雅叙園もそうである。さらに永代橋落橋の慰霊碑がある海福寺などを経て青木昆陽(甘藷先生)の墓がある名刹目黒不動に着く。

 目黒駅前から急坂の行人坂の途中の大円寺(大黒天)に着く。行人坂火事の犠牲者を供養する五百羅漢、八百屋お七と吉三(西運)の遺構を見た後、行人坂を下った所の雅叙園には 西運が念仏行に出かける前に水垢離をとった「お七の井戸」がある。雅叙園を出て目黒川に架かる太鼓橋を渡る。
 山手通りへ出て歩道橋を渡ると直ぐ右手に山手七福神の蟠龍寺(弁財天)があり、本堂右の弁財天堂の横奥に岩窟辨財天がある。山手通りの羅漢寺交差点で右折、海福寺には宝篋印塔「永代橋沈溺諸亡霊塔」や、四脚門、東京都指定有形文化財の梵鐘がある。五百羅漢寺の先の目黒不動尊への近道を進み、目黒不動尊(瀧泉寺)に至る。
 仁王門から目黒不動尊(瀧泉寺)に入ると、正面の男坂の左に独鈷の滝と水かけ不動明王がある。慈覚大師円仁が堂塔建設の敷地を占って独鈷を投げたところ、忽ち滝泉か湧き出したので独鈷の滝と名付けられた。男坂を上り、大本堂を参拝後、裏の銅造大日如来坐像に向かう。青木昆陽(甘藷先生)の墓地は、大本堂裏の道から行けるはずだが、工事のため閉鎖されているため、北の不動公園とフェンスの間の道を歩くことにした。
 目黒不動尊(瀧泉寺)と不動公園の間の道を東進、青木昆陽(甘藷先生)の墓に着く。青木昆陽は、八代将軍徳川吉宗の頃に救荒作物として甘藷の栽培を奨励したために″甘藷先生″と呼ばれた。戻って大本堂前広場の護衛不動尊、鐘楼、八大童子の山などを見た後、男坂を下り、仁王門に至る。
仁王門から商店街を進み、かむろ(禿)坂通りに出て左折、かむろ(禿)坂を下る。刑死した白井権八の後追い自害した遊女小紫の禿が、ならずものに襲われ、逃げ場を失い桐ヶ谷のニツ池に身を投げたという悲話から、かむろ(禿)坂となった。かむろ(禿)坂を下り、最初の信号で右折して東急目黒線 不動前駅に至る。


 
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