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日枝神社 発輦祭〜半蔵門駅通り〜麹町大通り



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地図上の歩行距離 2.9km(システムの機能上、実際のルートと違う場所があります)
Nkm/Mkm N:区間距離、M:起点からの累積距離

経路 A:溜池山王駅〜外堀通り〜B:日枝神社(0.3km)〜山王坂〜C:国会裏交差点(0.4km/0.7km)
特定都道(中央官衙)257号〜D:隼町交差点(0.5km/1.2km)〜半蔵門駅通り〜
E:麹町1丁目交差点(0.6km/1.8km)〜麹町大通り〜F:四谷見附橋(1.1km/2.9km)

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【関連サイト】   平成22年 山王祭H220611
神田明神 神幸祭(H19−05−12)<全行程掲載>
有名神社 日枝神社(日枝山王社)

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  発輦祭

 日枝神社の山王祭は、江戸時代に神田明神の神田祭と併せて天下祭と呼ばれ、隔年で神幸祭の巡行が行われる。今年(平成24年)は山王祭で神幸祭が行われ、日枝神社から国会裏、麹町大通り(新宿通り)を経て四ツ谷駅に行き、戻って日本テレビ通り、靖国神社、大妻通り、国立劇場と過ぎて皇居外苑、鍛冶橋通り、平成通りと進み、兜町の日本橋日枝神社、中央通り、日比谷と進んで日枝神社に戻る。全経路を撮った神田祭と対比しながら山王祭を見ると、氏子や地域の特性など、様々な違いがよくわかる。

 東京メトロの溜池山王駅から外堀通りを歩き、山王パークタワーを過ぎて 赤坂山王大鳥居から日枝神社に入り、山王橋の階段を上る。表参道(男坂)前の神門をくぐり、夏越大祓の茅の輪が飾られている拝殿で参拝後、山車などが並ぶ表参道(女坂)を下リ、発輦祭が行われる駐車場に向かう。
 巡行が始まる前に行われる発輦祭は、神田明神では鳳輦や山車などが置かれた境内に神職、氏子、各地区の鳶頭で一杯で、見物客は遥かかなたで眺めるしかない。しかし、山王祭は広々とした駐車場に2基の鳳輦と宮神輿とが置かれており、7時半から始められた発輦祭は、宮司、禰宜、巫女、氏子総代など限られた人だけで行われ、宮司による祝詞朗誦、氏子総代、宰領などによる榊奉納などで終わり、7時45分に宰領による発輦合図の拍子木が打ち鳴らされる。

 発輦祭を終え山王坂下から供奉員総勢約500人、300メートルの神幸祭巡行が始まる。全ての供奉員、山車、鳳輦などを撮ったため、2ページに亘って掲載する。このページでは、御防講・諫鼓鳥から、錦旗・大幟、舞姫・童女までである。先導の広報車、祭り囃子に続き、神社の火災などに対応するため前回に復活した御防講、大きく羽を広げた美しい諌鼓鳥、日枝神社の高張提灯、御幣、鼻高面、獅子頭、舞姫、童女、菅蓋などが次々と出ていく。
 2年前の神幸祭では、木綿の衣装が色あせ、すり切れており、色鮮やかで絹も多用する神田明神の天下祭と比べ差があり過ぎたが、今年は新調したせいかこざっぱりとしている。
 氏子総代連の後に神馬、一之宮鳳輦、二之宮鳳輦、宮神輿、宮司などが乗った人力車が続く。巫女鈴を鳴らしながら歩く巫女の行列が出た後、造花ではあるが大きく華やかな花山車、今年の干支にちなんだ青龍の干支山車、御幣を担ぐ猿山車と続き、最後に美少年山車が山王坂に向かう。ところが、交差点で御幣を担ぐ猿山車の左前輪が故障し進めなくなリ、復旧を試みたが直らず、美少年山車を先に行かせることとした。理由は分からないが、美少年山車だけは築地市場で走り回るターレットという特殊自動車が牽引する。

  特定都道(中央官衙)257号〜半蔵門駅通り〜麹町大通り

 明治維新まではほとんどが山王社(日枝神社)の社地であったことから名付けられた山王坂を上り、国会裏交差点で左折、特定都道(中央官衙)257号へ入り、北上する。平日(金曜)の8時過ぎのため、ほとんど人出もない中、巫女や鳳輦、宮神輿などが国会裏を粛々と進み、国会図書館がある参議院通用門前交差点を過ぎて隼町交差点で青山通り(国道246号)を渡る。

 隼町交差点で青山通りを渡り、最高裁の裏で、半蔵門線が走る片道1車線ぎりぎりの半蔵門駅通りを進む。四谷から小学生が引っ張る附け祭の東郷元帥山車がデューク平河町ビルで出迎え、まだ8時過ぎなので開店準備の店員がパラパラと見つめる中を北上、麹町1丁目交差点で左折、麹町大通り(新宿通り)へ至る。

 麹町大通り(新宿通り)を西進、まだ9時前だが、通勤客が少しずつ増え始め、麹町三丁目交差点を諌鼓鳥や、鳳輦、宮神輿が過ぎ、舞姫や童女達の行列が進む。鉄道弘済会館前交差点、麹町六丁目交差点と進み、JRの跨線橋でもある四谷見附橋に至る。時刻も9時となり、出勤するサラリーマン、OL、学生たちでごった返す新宿通りの四谷見附交差点を、祭り囃子、鼻高面、鳳輦、宮神輿などが次々に四谷見附橋を渡っていく。






 
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