旧東海道 品川宿散策(H18−10−21)

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京急本線 京急品川〜品川神社〜鮫洲
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有名人の墓所 回向院(両国、小塚原) 鈴ヶ森刑場遺跡



品川駅〜品海公園〜品川宿本陣跡

品川駅高輪口から第一京浜を南下、八ツ山橋交差点から旧東海道品川宿である北品川商店街に入る。「今でも品川宿周辺は、江戸時代と同じ道幅を保ち」と品海公園の案内板に書かれているが、片道一車線がやっとで、こんなに狭かったのだろうか、との疑問も感じる。近くの御殿山や、ペリー来航による台場がらみの遺跡が多く、問答河岸跡、台場横町など至る所に説明板がある。品川宿本陣跡の聖蹟公園は山手通りとの交差点手前にある。開国の混乱に備え、国家興隆を図るために井伊直弼が創建した一心寺は、本陣近くにある。

目黒川 品川橋〜天妙国寺〜品川寺

目黒川に架かる品川橋は北品川宿と、南品川宿との境にあり、右手には南の天王様と呼ばれる荏原神社がある。北の天王様である品川神社は大きく、新馬場駅手前の第一京浜沿いの丘の上にある。目黒川の上流である品川橋の右手には京急本線の新馬場駅があり、北品川駅との間には品川宿の遺跡が残るが、以降はほとんど無く、旧東海道という名の片道1車線の道が鈴ヶ森まで続く。天妙国寺には、お富・与三郎と桃中軒雲右衛門の墓があり、京急青物横丁駅裏には江戸六地蔵の品川寺がある。

海晏寺〜京急立会川駅〜鈴ヶ森刑場跡

京急青物横丁駅と第一京浜を挟んで反対側には海晏寺があり、大きな寺で、見つけられなかったが岩倉具視、松平春獄の墓がある。旧東海道の名は付いているが特徴も無い片道1車線の道をひたすら歩く。京急鮫洲駅前の八幡神社、立会川駅前の坂本竜馬像を見つつ、八百屋お七や、丸橋忠弥が処刑された鈴ヶ森刑場跡に着く。ここで旧東海道は第一京浜と合流し、さらに南下すると京急大森海岸駅に辿り着く。立会川河口に土佐藩下屋敷があり、ペリー来航の際、坂本竜馬も警備に出動した。立会川に架かる浜川橋は、鈴ヶ森刑場で処刑される罪人と家族の別れを惜しみ、涙橋といわれる。

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