満開の上野、谷中、浅草散策H200329
上野公園

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有名仏閣 東叡山寛永寺・上野東照宮



上野駅〜上野公園〜東京国立博物館

 上野駅不忍口から階段を上ると上野のシンボル西郷さんに着く。その後ろの木立の中に上野戦争の彰義隊の墓所がある。上野公園名所の桜並木は満開で、場所取りのブルーシートがあちこちに敷かれる中を北上、大噴水を経て東京国立博物館に至る。
 以前には無かった上野大仏の看板が目に付き、有名な大仏の顔を初めて見た。パゴダは当たり前で近くに行くこともなかったが、その隣に大仏があるとは知らなかった。屋台が所狭しと並ぶ上野東照宮は、満開の桜で寛永寺の五重塔がよく見えない。大噴水から見た桜並木は、まさに桜のアーケードである。不忍口の聚楽台は、50年を経て再開発される。

上野公園

 上野駅の不忍口から階段を上り、上野公園のシンボル西郷さんに着く。西南の役で賊将となった西郷隆盛は、明治22年に名誉回復されたのを機に銅像が建てられた。西郷さんの後ろの木立には上野戦争の彰義隊の墓所がある。不忍池際の清水観音堂、東京文化会館を通り、名所の桜並木を北上、大噴水を経て東京国立博物館に至る。場所取りのブルーシートが敷き詰められた道は桜のアーケードである。
 最近建てられた上野大仏の案内板で初めて上野大仏の顔を見た。上野パゴダの隣りであるが、パゴダは珍しくもなく、いつも通りすぎていたので、その隣の大仏には気づかなかった。上野東照宮は参道は暴利をむさぼる屋台が所狭しと立ち並ぶが、満開の桜で寛永寺の五重塔は霞んでよく見えない。上野動物園前の小松宮の騎馬像で桜並木は終わり、大噴水の向こうに東京国立博物館が見える。

上野東照宮

 上野東照宮は、メイン道路の桜並木から外れ、上野動物園の南にあり、上野公園の西端にあるため、分かりにくい場所にある。
 狭い参道は普段は閑散としているが、上野公園で唯一の屋台が所狭しと建ち並ぶ。ビール、ジュース、食べ物全てがワンコイン(500円)で、暴利とは思うが、桜を見ながら気軽に一杯を楽しむ人々で賑わっている。寛永寺の五重塔も満開の桜で霞んでよく見えない。狭い境内に入ると、籐堂高虎らが寄進した銅燈籠が立ち並び、日本で唯一の金箔で飾られた唐門が見える。

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