下町散策 銀座〜築地〜八丁堀(H18−09−24)

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日比谷〜銀座・築地〜かちどき橋

日比谷公会堂のある内幸町交差点から歩き始め、日比谷通りの鹿鳴館跡の碑を見つつ、帝国ホテルと宝塚劇場の間のみゆき通りを歩き、建設中の芸術座、明治の文豪島崎藤村と北村透谷の記念碑がある泰明小学校、「君の名は」の碑がある数寄屋橋公園を経て、数寄屋橋交差点から晴海通りに出る。晴海通りを東進し、和光の時計台のある銀座4丁目交差点、三原橋交差点、東銀座の歌舞伎座を通って、築地本願寺、軍艦操練所跡や波除稲荷神社のある築地市場を経てかちどき橋に到る。かちどき橋には、隅田川テラスと言う遊歩道が整備されている。

聖路加ガーデン〜鉄砲洲稲荷神社〜南高橋

かちどき橋から隅田川沿いに歩くと聖路加ガーデンが聳え立つ。その下にある水炊きで有名な治作の周りには、電信創業之地碑や、東京税関の元となった運上所跡の碑がある。築地市場には軍艦操練所跡もあり、築地一帯の幕末から明治初期における位置づけが分る。バブル時代の大川端再開発で出来た佃島の高層マンションを見つつ、鉄砲洲通りを歩き、江戸初期創建の鉄砲洲稲荷神社の大きな富士塚を見る。関東大震災後の区画整理で架橋された南高橋で亀島川を渡り、住友ツインタワーに向う。かってIBMビルだったかちどき橋脇の赤いビルは、住友生命ビルとなっていた。

住友ツインビル〜霊岸島〜八丁堀

隅田川にかかる中央大橋の佃島の反対側にある東京ダイヤビルは、昭和48年に建てられたコンピュータ室専門のビルで、かって部門長として勤務していた懐かしい場所である。福井松平家に因む越前堀、霊岸島、関東大震災や東京大空襲の慰霊碑がある新亀島橋を経て新大橋通りに出る。右手すぐの東京メトロ(旧営団)茅場町駅脇には、伊能忠敬の旧居にあった地図御用所跡の碑がある。左手に向い、八丁堀交差点から八重洲通りに曲がり、二つ目の交差点で平成通りに入り、鍛冶橋通りに出る。少し左手に歩くと鈴らん通り入口に八丁堀の与力・同心組屋敷跡の碑がある。鈴らん通りが小路でもあり、見つけにくい碑である。

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