紅葉、黄葉に彩られた初冬の新宿御苑、神宮外苑徹底散策H261202
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(3)システムの機能上、新宿御苑、神宮外苑の細かい経路は指定できません。
そのため、地図上の距離と実歩行距離とに差が出ています。
地図上の歩行距離 5.5km(システムの機能上、実際のルートと違う場所があります) Nkm/Mkm N:区間距離、M:起点からの累積距離
経路 A:新宿三丁目駅〜甲州街道〜新宿御苑〜B:四谷四丁目交差点(1.4km)〜外苑西通り〜神宮外苑〜
C:外苑前駅(2.4km/3.8km)〜いちょう並木〜D:青山一丁目駅(1.7km/5.5km)
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新宿三丁目駅〜新宿御苑(新宿門〜日本庭園)
伊勢丹新宿本店から新宿三丁目交差点で新宿通りを渡り、新宿四丁目交差点で左折、甲州街道へ入る。都立新宿高校前で側道の明治通りバイパスを東進、新宿御苑の新宿門手前の明治通りバイパスとの交差点に着く。甲州街道は新宿御苑の地下をトンネルで走り、新宿通りの四谷四丁目交差点手前で地上に出る。
新宿御苑の新宿門から紅葉や黄葉が美しい木々を通り、標識に従い右折して日本庭園へ向かう。名物のヒマラヤシーダーを見つつ、母と子の森の黄葉が美しいイチョウ並木を南下、突き当りで右折、日本庭園へ向かう。日本庭園の西には尖塔で有名なNTTドコモ代々木ビルが聳え立ち、上の池手前の美しく紅葉した楓の脇には大きな四阿の休憩所がある。中の島に名物のススキがある上の池の西端にある橋を渡り、南の散策路を東進、立派に紅葉した楓を愛でつつ標識に従い左折して茶亭の楽羽亭へ向かう。楽羽亭は明治39年に新宿御苑として開苑された頃建築されたが、空襲で焼失、再建されたものである。
日本庭園の楽羽亭から上の池沿いに東進、標識に従い右折して美しく紅葉した楓林を歩くと茶亭の翔天亭に着く。翔天亭は楽羽亭と違い、「茶亭」と言えど休憩所で、緑の法被を着た係員が接待にあたっていた。上の池沿いに東進すると中国風建物の旧御涼亭(台湾閣)が見える。この建物は皇太子(後の昭和天皇)御成婚記念として台湾在住邦人の有志から贈られたもので、大正12年に着工、昭和2年に完成した。美しく紅葉、黄葉した林を歩き、イギリス風景式庭園と日本庭園の境にある中央休憩所に着く。飲み物だけでなく、弁当も売っており、昼食を取る人もいる。だだっ広い芝生が続くイギリス風景式庭園の上の池沿いを東進、上の池と中の池との境の橋を過ぎてレストハウスに至る。
新宿御苑(イギリス、フランス庭園〜散策路)〜新宿一丁目交差点
新宿御苑のイギリス風景式庭園から見たフランス式整形庭園に入ると花壇の南端沿いにプラタナス並木がある。バラの花壇沿いに東進、常時閉鎖の正門に着く。正門は外苑西通りにあり皇室専用時代の入場門だったが、一般開放された時に交通の便が悪いため閉鎖された。現在も特別な時にしか利用されない。花壇の北端のプラタナス並木を西進し、玉藻池沿いの美しく紅葉、黄葉した林を歩く。玉藻池の後方には大木戸休憩所があり、その右奥に新宿御苑の北東角に当る大木戸門がある。玉藻池を中心とする日本庭園は、安永元年(1772)に玉川上水の余水を利用して完成した内藤家の庭園「玉川園」の一部である。大きなイチョウ並木を見つつ旧甲州街道沿いの北の散策路を西進、大温室、旧洋館御休所と過ぎて美しく紅葉、黄葉した林を歩いて新宿門から退苑する。
新宿御苑の新宿門を出てすぐ右折、玉川上水・内藤新宿分水散歩道に向かう。新宿豫園の外なので通行は無料であるが、新宿門と大木戸門側とに門があり、夜間は閉鎖される。散歩道に入ると玉川上水や、四谷の水番所の役割が書かれた数枚の案内板があり、旧新宿門、管理門、黄葉が美しい巨木のイチョウ並木と経て大木戸門に至る。大木戸門前の内藤新宿開設三百年記念碑を過ぎ、新宿一丁目交差点で右折、新宿通りへ出る。
明治神宮外苑(解体工事中の国立競技場〜神宮球場、秩父宮ラグビー場〜イチョウ並木)
新宿通りの四谷区民ホール前にある玉川上水水番所跡、水道碑記、四谷大木戸跡を見た後、その先の四谷四丁目交差点で右折、外苑西通りへ入る。黄葉が美しいプラタナス並木を南下、大京町北交差点を過ぎ、大京町交差点の新宿御苑正門(常時閉鎖)を経て、総武線ガード下を進む・大京町交番前交差点手前にあった野口英世記念会館は閉館されていた。外苑西通りに架かる都道四谷角筈線(414号線)の外苑橋をくぐり抜けた所にある外苑橋交差点には左に明治公園の紅葉した木々が見えるはずだったが、国立競技場解体工事の白い防護フェンスに覆われている。わずかにフェンスの隙間がある国立競技場中央広場を過ぎ、観音橋交差点で左折して国立競技場代々木門をすぎて霞ヶ丘町交差点で右折、スタジアム通りへ出て南下する。日本青年館、神宮第二球場、神宮球場、秩父宮ラグビー場と経て、外苑前交差点で左折、青山通りへ出る。
青山通りを北上し青山二丁目交差点で左折、都道四谷角筈線(周回道路のいちょう並木へ入る。12月に入ったというのにイチョウ並木の黄葉度合いは様々で、青いものから黄葉、裸木と様々である。突き当りの小噴水前交差点からいちょう祭りのメイン会場に入ると、様々な屋台が並び、ビールを飲みながら食事をする人も多い。流行っている店は長い列ができるが、そうでないと店員がいくら呼びかけても見向きもされない。都道四谷角筈線(周回道路)を歩き、権田原交差点で右折、外苑東通りへ出て紅葉、黄葉の並木道を南下、青山通りと交差する青山一丁目交差点に至る。
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