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アルハンブラ宮殿−1(カルロス5世宮殿〜アラヤネスのパティオ〜獅子のパティオ)

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入口〜カルロス5世宮殿〜アルカサバ(城塞)

 アルハンブラ宮殿の外壁沿いにレアル・デ・ラ・アランブラ通りを歩き、アルハンブラ宮殿のプレートがある門から入館する。カルロス5世宮殿の円柱の中庭を経てアルカサバ(城塞)の横を通り、マチューカの中庭からナスル宮殿に入る。スペイン王カルロス1世で、神聖ローマ皇帝としてはカルロス5世が造った宮殿は列柱が見事だが、イスラム様式が溢れるアルハンブラ宮殿とはしっくりしていない。

ナスル宮殿(メスアールの間〜大使の間〜アラヤネスのパティオ)

 ナスル宮殿(王宮)のメスアルの間は王が政務を執り行った部屋で、壁面や天井を飾るアラビア模様の絵タイルや漆喰細工の美しさに圧倒される。壁一面が細密な装飾で飾られたメスアルのパティオ(中庭) は、かつては王宮に来訪した者の控え室として使われていた。コマレス宮の大ホールと王座、ガゼルの花瓶を見た後、宮殿の中心部に位置するコマレス宮にあるアラヤネスのパティオ(中庭)に出る。水面にコマレス宮が映るように設計された美しい風景を王たちも愛し、贅沢に水を使った空間もイスラム建築の特徴でアンダルシアの暑い空気に一瞬の涼を呼ぶ。アラヤネスのパティオは、天人花の中庭とも言われる。池の両脇に植えられた植物をアラヤネス(天人花)と言うことによる。

ナスル宮殿 獅子のパティオ

 獅子のパティオ(中庭)は、名前の由来となった12頭の獅子に支えられた噴水があり、イスラム様式の天井の飾りや柱廊が美しく、見飽きない。 スタッコ装飾による鍾乳石のようなムカルナス天井が吊られているアベンセラヘスの間は、 アベンセラヘス一族が惨殺されたと言われる部屋で水盤に残る赤いシミは血の跡と伝えられる。アベンセラヘスは、グラナダ王国の有力者の一族で王国末期の政争で謀反の企てを疑われ、主だった男性たちは処刑された。





 
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