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真冬の札幌、小樽散策+第70回さっぽろ雪まつりH310205-07
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新千歳空港〜札幌駅、北海道神宮H310205
東京では曇で小雪舞う天気予報だったが、新千歳空港界隈では晴れだった。白樺並木の一面の雪原の車窓風景を眺めつつ、約40分で着いた札幌駅は雪は降っていないが曇り空だった。しかし、なれない凍った道路はホテルの案内では駅前から5分で着くどころが、転ばないように歩くため15分もかかってしまった。
ホテルに荷物を預けた後、札幌駅から地下鉄南北線で1駅の大通駅で東西線に乗り換え、円山公園駅で北海道神宮に向かう。人通りの差から氷結した道路は札幌駅よりも滑りやすく、やっとの思いで円山公園に入る。円山公園、北海道神宮は別ページにまとめた。札幌駅に戻ると横殴りの雪で、ギリギリまで地下街を歩いてホテルに戻る。
円山公園内は積雪部分は靴が減り込み、氷結部分は道路ほどでないまでも滑りやすかった。雪に不慣れな東京人の悲しさか、変な所に力が入るのか、腰や脹脛などが痛んでしょうがなく(古希を過ぎた歳のせいもあるが)、一面の雪原で休憩所やベンチなどもないため、予定では北海道神宮の後、円山動物園、藻岩山ロープウェイを巡るはずだったが断念した。小中学校生が戯れる円山広場を右に眺めながらっ進み、北海道神宮の公園口鳥居を進む。末社の開拓神社、札幌鑛霊神社、穗多木神社は参道の遠く奥の雪道にあり、近寄ることもできない。参道を進むと、木立の奥に神門があり、その前に長い表参道が続く。神門を潜り、本殿を参拝後参道を戻り、円山公園の公園口を出て大通へ進む。
北海道大学〜北海道道庁〜札幌時計台H310206
京王プラザホテル札幌を選んだ理由は、ホテル前の西7丁目通を北上すると北大に、南下すると北海道の旧赤レンガ道庁に行けるためである。最高気温が−4℃で豪雪の西7丁目通を北上、JR函館本線の高架下を進み、突き当りの北8西5交差点で左折、北8条通へ出てすぐの通用口から北大に入る。(北大の札幌キャンパスは別ページに整理した)。北大を見物後、もと来た道を戻り西7丁目通を南下、京王プラザホテル札幌を過ぎ、北5西6交差点で北5条手稲通を渡り、北4西6交差点で現在の北海道庁角で左折する。
生協会館脇の通用口から構内に入ると国立大学初の学生会館であるクラーク会館である。クラーク会館から中央通路を北上するが、湿らない雪なので札幌人の流儀に従い、傘をささずにフードを被って歩き回る。北大構内は広大なため除雪は最小限にしか行わず、14年半前(平成16年)の夏に来たときにはすぐ見つけられた案内板や標識が見つけられず、クラーク会館からすぐにあるクラーク胸像、古河記念講堂が分からず、雪の上の僅かに見える農学部、国際食資源学院、経済学部などの標識を見つつ歩く。部外者は乗れない構内循環連絡バスを見つつ、現在地が分からなくなり、北大総合博物館の先のセイコーマート北大店のイートインコーナーで持参のiPad Proを使って北大構内の詳細地図を検索、現在地を確認した。その結果、このコンビニがある交差点の反対(西側)にポプラ並木があることを確認した。
中央通路を北上 セイコーマート北大店角の交差点で左折、新渡戸通りへ入り西進、中央食堂、理学部校舎と経て新渡戸稲造像がある花木園の隣にポプラ並木がある。除雪作業がされていないため雪を被った新渡戸稲造像には近付けず、老朽化が進み、平成16年の台風で大被害を受けたポプラ並木は数本の枯木が立っているだけである。その有様は磯野波平の髪の毛状態で、50年魔の学生時代に初めて見た時の感動的なポプラ並木の面影はない。もと来た道を戻り、中央通路を南下してくるとクラーク像の案内板がはっきりと分かる。往きの北上時には全く分からなかった。クラーク像が分かれば古河記念講堂も分かるが、除雪があまりされていないので近寄ることも出来ず、離れて写真を撮った後、クラーク会館を経て生協会館先の通用口から北8条通へ出る。
北海道庁舎の工事のため北門から構内に入り、初めは東の正面口から赤レンガ庁舎に入り見物、池のある東口から出て時計台に向かう予定だった。しかし、工事用壁で順路が決められており、除雪も必要なところしか行われていないため、赤レンガ庁舎の外周を歩いて南門から出る、という全く見物もできないコースとなった。
北海道庁 南門を出て南下、歴史的建造物の北菓楼 札幌本館がある北1西5交差点で左折、北1条宮の沢通を東進する。札幌グランドホテル別館を過ぎ、北1西4交差点で札幌駅前通を渡る。北1条雁来通を東進、北1西2交差点で日本3大がっかりの札幌時計台を過ぎ、わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)前を南下、さっぽろテレビ塔に向かう。
さっぽろ雪まつりの詳細は別ページにまとめた。大通会場はさっぽろテレビ塔のある1丁目会場から、東西に長い大通公園の12丁目までそれぞれのテーマに応じて雪像や様々なイベントが企画されており、その内容の好き嫌いはさておきじっくり見ると大変である。しかも、公園の北側と南側とで一方通行となっており、混雑しているので同時に両方を見るのは難しい。12丁目会場の端は札幌市資料館で、そこで右折して大通西12交差点に出る。当初予定では南側会場を東進、すすきの、二条市場を経て、サッポロファクトリーでは名物のジンギスカンとビールを堪能するつもりだった。しかし、なれぬ雪道を歩くのに疲れ、タクシーでホテルに戻った。
第70回さっぽろ雪まつりH310206
市営地下鉄大通駅の改札口とさっぽろテレビ塔がある大通公園1丁目会場から、大通西1交差点で1丁目から2丁目会場に進む。会場に入るとMirai Yuki広場で、かまくら風のコカ・コーラ休憩所、Yukidarumaハウス、オフィシャル・ショップと続き、スマホアプリで楽しむ雪ミクAR雪像のステージがある。
雪まつり会場の中でひときわ目を引く高さ24m、全長60mもの巨大なストレートジャンプ台が3丁目会場にある。立ち見席の他に観覧スタンド席も設けられている。ジャンプ台の左側にスノボのジャンパーを紹介する映像設備が設けられているが、スタート台から飛び出すジャンパーは小さく、ジャンプして着地する僅かな時間のシーンは肉眼でしか見られない。しかも、飛び出すタイミングなどはジャンパー任せなので、左側のジャンパー紹介画面とジャンパーとが一致すrかどうかは不明である。ジャンパーの技術レベルは低く、ジャンプ台を飛び出すだけで、空中での回転演技ができる人は稀で、ちゃんと着地できる人は殆どいない。長野オリンピックのラージヒル団体優勝を現地で見た一人として物足りなさは大きい。
4丁目会場 STV広場に入ると、今までの会場とは違い、北海道の海産物を利用した飲食屋台が多く建ち並び、繁盛している。広場中央には初音ミク&戸山香澄
on Snow Stageの雪像のステージがあるが、ステージ上のダンサーの服装も今いちだし、踊りもバラバラだと思っていたら左に振付師がいてリハーサル中であった。尚、この大雪像の制作にあたるのは、さっぽろ雪まつりで素晴らしい作品を作り続ける「陸上自衛隊第11特科隊、第11偵察隊、第11高射特科中隊」である。
5丁目会場の東側は道新 雪の広場で 疾走するサラブレッド像で、高さ12.0m×奥行13.0m×横幅16.0mの巨像である。更に西に進むと広場の中央に尖塔のごとく聳える石碑があり、「聖恩無彊(疆)」(せいおんむきょう)の四文字が刻まれた昭和14年に建立された「聖恩碑」である。更にその先には
台湾の標高3,952mの玉山と高雄駅の氷で造られた高さ10.0mx奥行16.0mx横幅18.0mの氷像があり、日本語で何を歌っているのかは分からないが、少女のパフォーマンスが行われていた。
6丁目会場の北海道 食の広場は北海道各地の海産物を集めた屋台が並び、テーブルと椅子が用意されて休憩を兼ねて食事をする人が多い。当初計画では大通公園の北側を歩いて12丁目で折り返し、4丁目のすすきの付近で名物の札幌ラーメンを食べる予定だった。しかし、座れる場所は数少なく、美味しいとは言えないが、1杯500円のラーメンを食べて休憩した。開拓記念碑を見た後7丁目会場のフィンランド広場には中雪像のアニメを題材にした「Re:ゼロからはじめる異世界生活
Memory Snow」と、陸上自衛隊北部方面通信群制作のヘルシンキ大聖堂がある。
8丁目会場(雪のHTB広場)では、テレビ中継で北海道の空港の数、国際空港の数などを当てるクイズを行っていた。もちろん答がすぐ分かるようになっているのはお決まりである。9丁目会場(市民の広場)は、一般市民から選ばれたグループに寄って制作された雪像で、チコちゃんや、ドラえもん、ピカチュウなど馴染みの像が並ぶ。
10丁目会場(UHBファミリーランド)に入ると、雪でできた巨大カップヌードルのすベリ台が登場。お子さまがヽ雪にふれてすべって遊べるコーナーで、カップヌードルの昧比べが楽しめる飲食コーナーも設置してある。広場の中央には北海道開拓の顕彰として黒田清隆像と、ホーレス・ケプロン像とが立つ。奥には『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』公開記念!白いスター・ウォーズ2019の雪像がある。11丁目会場(国際広場)はフィンランド、ハワイ、インドネシアなど9チームが参加しているが、何故か制作が雪まつりと重なっており、各チームの制作風景を眺めることになる。大通会場の西端である12丁目会場(市民の広場)は比較するだけ野暮、というものだが、陸上自衛隊などの大組織が例年制作する雪像と、それなりの人数を動員可能とはいえ小組織で作る雪像との差は歴然としている。
豪雪の小樽運河散策H310207
京王プラザホテル札幌から北1条手稲通を東進、ガラスのデザインが美しい北5西4交差点のホテルグレイスリー札幌を過ぎ、雪で滑るのを防ぐため大丸札幌店のテラスを歩いて札幌駅に着く。小樽駅はホワイトアウト状態で傘は全く役に立たない。道路に積もった道は高く、滑らないように気をつけながら中央通りを進み、小樽運河に出て浅草橋に向かう。降雪が激しく、寒さも厳しいので浅草橋で観光を諦め小樽駅に戻る。新千歳空港は30分遅れで羽田へ出発する。 札幌からの電車から窓が曇って外が見えなかったので分からなかったが、思わず駅から外に出るのを躊躇わせるホワイトアウト状態の小樽駅である。キャリングケースを引っ張りながらの観光はあり得なかったので、大きな貸しロッカーに預けて小樽運河に向かった。氷結した中央通りの歩道は滑って危ないが、歩道の多くは積雪で足が沈みながら歩かざるを得ない。美しいアーケード街の稲穂2丁目交差点の都通り、<旧手宮線>遺構、旧安田銀行 小樽支店と経て、港町交差点の中央橋西詰に至る。
中央通りの港町交差点で小樽運河に架かる 中央橋の西詰を道道17号線小樽港線が、東詰を小樽港縦貫線を南下する。旧篠田倉庫などの倉庫群がレストランとなって建ち並ぶ小樽港縦貫線を歩き、小樽運河食堂で右折、日銀通りへ進むと浅草橋である。
日銀通りを西進、小樽運河に架かる浅草橋を渡り、浅草橋西詰の色内1丁目交差点は小樽運河を眺める観光スポットとして中国人が大勢屯している。ここから南下して堺町通りやメルヘン交差点と言った観光地に行くが、雪がひどく、以前来たことがあるので観光を断念した。そこで小樽運河沿いの道道17号線の小樽港線を北上、小樽芸術村を経て色内2丁目交差点で左折、中央通りへ戻る。中央通りを西進、雪が激しい小樽駅に着く。
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