江戸天下祭(H15−11−22〜24)
(English)
江戸天下祭 日比谷会場
天下祭は、幕府公認の祭として城内まで山車、神輿が入ることが許され、神田明神と、日枝山王社の2年毎の本祭に行われた。明治時代、市電(現在の都電)の電線のため巡行が難しくなったため、廃された。そのため、多くの山車が地方に売られ、関東大震災や戦災で消失した。今回江戸開府400年を記念し、日比谷公園に展示され、24日には日比谷界隈を巡行する。
強い北風が吹く一日だった。12時からの出発に備え、11時に着いたが日比谷公園は満員のため入場不可、帝国ホテル周辺も駄目で、日比谷三井ビルで巡行を待った。巡行が終わるまでの3時間半は寒さに震えたものの、見応えがあった。東京の祭りは神輿、山車は子供が引くもの、と言うのを見直させるに十分な出し物であった。あちこち廻って見たかったが、人出が多く、歩くことさえ出来なかった。