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よこすか海岸通り(国道16号)
単調で長い馬堀緑陰道路を終え、遠くに見えた御所ヶ崎がようやく間近に見えだす。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 走水水源地
明治九年(一八七六)走水の湧水を横須賀造船所に通水したのが始まりで、市内唯一の自己水源地です。明治三五年(一九〇二)に完成した煉瓦造貯水池と、その後に造られた国内で初 の鉄筋コンクリート造の浄水池は、いずれも国登録有形文化となっています。
昔から走水の湧水は水量が豊富で、ミネラルを含んで美味しく、水温は十七度とほぼ一定し腐らないと評判で外同船にも好評でした。
湧水は涸れたという記録はなく、水量は一日約二〇〇〇立方メートル立方メートルあります。現在は市の非常時用の水源地となっています。
また。水源地は災害時の応急給水拠点としての機能を備えるきとともに桜の名所ともなっています。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 横須賀水道発祥の水 |
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よこすか海岸通り(国道16号) |
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よこすか海岸通り(国道16号)
左側は桜並木である。国道16号の表示があるのはここだけだった。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 走水水源地管理センター
横須賀水道発祥の水
〜ヴェルニ−の水〜
由来
この水は、走水の湧水を利用した水道水です。
フランス人フランソワ・レオンス・ヴェルニー(Francois Leonce Verny)が、明治9年(1876年) 横須賀造船所の用水として送水しました。
また、明治41年(1908年)12月、市営水道として、小川町、大滝町、若松町の人々に給水されました。
給水開始100周年を記念して、ご利用いただけるようになりました。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 走水水源地管理センター |
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よこすか海岸通り(国道16号) 走水水源地管理センター
手前が水飲み場、残り2か所がペットボトルなどに詰める場所である。しかし、2Lペットボトル20本以上を持ち込んで延々と詰める作業をするため、長い列ができ、500MLボトルに詰めたいイベント参加者からは不満の声が出ていた。
水は癖はないが生温く、美味しいとは言えない。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 走水水源地管理センター
右の木立が管理センターで、付属する駐車場がある。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 御所ヶ崎 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 御所ヶ崎
遠くはるかに猿島が見える。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 御所ヶ崎 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 御所ヶ崎
「走水番所・旗山崎台場跡」
天正十八年(一五九〇)徳川家康が関東に入封しました。
その後、船手衆である向井一族に命じ走水に御船番を置き、向井政良は御船番、走水奉行を務め、後に三崎奉行・向井忠勝が兼任しました。三崎では上り船を、走水では江戸に下る船を検査しました。今も同心町海岸の名があります。
天保十四年(一八四三)川越藩が江戸湾海防のため台場を築いた所で、六挺の大砲を整備し異国船の侵入に備えました。
明治十九年(一八八六)旧陸軍によって築かれた半円形の低砲台が前方の木の下に現在も残されています。
旗山崎の名は日本武尊が上総(千葉)に渡る時、海が荒れて進めず臨時の御所を設け軍旗を立てたことに由来します。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 御所ヶ崎
「日本武尊 弟橘媛命 伝説の地 御所ヶ崎」
古事記・日本書紀によれば日本武尊が東国征伐のおり、走水から上総(千葉)へ船で渡ろうとした時、海が荒れて進めず弟橘媛は海神の怒りを静めるために身を投じ荒れ狂う海を鎮めました。
地元伝承によれば武尊がこの地に臨時の御所を設け軍旗を立てたことから御所ヶ崎、旗山崎と呼び弟橘媛は御所ヶ崎先端の「むぐりの鼻」に侍女たちと共に身を投じたと伝わります。港には尊が海を渡るときに乗船したといわれる寺島(御座島)の名があります。
《古東海道》
日本武尊の東征の道は古東海道といわれ足柄峠を越えて相模国に入り三浦半島を横切って衣笠宗源寺・天神坂辺りから安房ロ神社、小原台・走水から上総へ渡る道順と考えられています。 |
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よこすか海岸通り(国道16号) 走水交差点
ここから先は観音崎通りとなる。 |
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観音崎通り
観音崎灯台前を通り、浦賀駅に至る。左の緑線の角が灯台にあたり、その手前で左右の白い線と交差する点が観音崎バス停、その少し前がゴールの横須賀美術館である。 |
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観音崎通り 観音崎京急ホテル |
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観音崎通り 横須賀美術館
左手の薄緑色の建物が横須賀美術館、前方の丘の上に 観音崎展望台が見える。 |
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観音崎通り 右折して横須賀美術館へ |
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ゴール 横須賀美術館 |
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ゴール 横須賀美術館 |
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観音崎通り 観音崎へ |
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観音崎通り 観音崎へ
係員の話では20〜30分かかるとの話だったが、歩き始めてすぐに海水浴場前のレストハウスが見えだす。 |
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観音崎通り 観音崎交差点
交差点で直進すると観音崎灯台に向かい、左折するとレストハウスと、観音崎バス停がある。 |
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観音崎通り 観音崎バス停
バス停前のレストハウスは廃業していた。左の灯台のモニュメント脇の道を上り、トンネルを超えると観音崎灯台である。
当初は灯台まで行く予定だったが、たまたますぐに浦賀行きのバスが来た。以前京急本線沿線を歩いた時に来たこともあるため、帰ることにした。 |