神田明神 天下祭 神幸祭
(H15−05−10)
(English)
初めに
江戸開府400年に合わせ、神田明神の天下祭の一つである神幸祭を見物した。三基の鳳輦神輿を中心に華やかな行列で下町を練り歩く様は圧巻である。コースも靖国通りのようなおきな道路から、一方通行の狭い道を行きつ戻りつする複雑なもので、全工程30kmである。(行程)
非常に残念なことに、デジカメの電池が切れ、昼食後の行程(浜町〜水天宮〜三越)の写真が撮れなかった。特に、三越からは江戸開府記念で東京芸大生作成の見事な山車数台や、相馬馬追いの騎馬武者軍団が参加したのに、写真が撮れなかったのが非常に悔しい。
数年前に見た三社祭の印象から、浅草寺に比べ格段に狭い神田明神の喧騒が予想された。8時から発輦祭に間に合うように6時半頃家を出、7時50分に着いたが、がらがらだった。発輦祭も宮司などのお祓い、檀家の紹介や、消防団の木遣りなど面白かったが、予想に反した気もした。
神田明神のホームページによれば、「平安の時代絵巻」となっているが、写真を見れば一目瞭然のように、きれいな色遣いである。9時前と言うことあり、人出は少ないが、灰色のビル街に華やかな色が流れる、との印象である。
天下祭観光ツアーのコースが平将門首塚中心に設定されているようで、揃いの案内図を持ったグループが急に増えた。神田明神の旧跡地の平将門首塚で、慰霊の儀式が行われた。
時間的にも11時を過ぎ、神田、秋葉原、浅草橋、馬喰横山と進むにつれ、地元の人々が多く道に溢れるようになった。お捻りを渡す人も多く、その都度神職がお祓いをしたり、町毎に行列に付き添う役員の引継ぎの度に行われる三三七拍子も大きく、景気も良くなっていく。
両国旧御仮屋〜水天宮〜三越
「初めに」にも述べたように、デジカメの電池切れで写真は無い。薬研堀不動院の隣の旧御仮屋を出て、浜町の明治座、水天宮、人形町、堀留を経て三越に到る。人出はますます増え、三越から出る山車などもあり、神幸祭はますます華やかとなった。写真が撮れなかったのが残念である。