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湯島天神 天神石坂(天神男坂)
天神石坂(天神男坂)
三十八段の石段坂である。別名は天神男坂。すぐわきにある、ゆるやかな坂・女坂に対して男坂という。
江戸時代の書物″御府内備考”によると、湯島神社(天神)参拝のための坂であったが、その後、本郷から上野広小路に抜ける通り道になったという。 |
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湯島天神 天神石坂(天神男坂) |
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湯島天神 男坂上 講談高座発祥の地碑
男坂の鳥居の手前にある。
江戸時代中期までの講談は、町の辻々に立っての辻講釈や、粗末な小屋で聴衆と同じ高さで演じられていた。
文化四年(一八〇七年)湯島天満宮の境内に住み、そこを席場としていた講談師伊東燕晋が、家康公の偉業を読むにあたり庶民と同じ高さでは恐れ多いことを理由に高さ三尺、一間四面の高座常設を北町奉行小田切土佐守に願い出て許された。これが高座の始まりであり、当宮の境内こそ我が国伝統話芸講談高座発祥の地である。 |
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湯島天神 男坂上 講談高座発祥の地碑 |
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湯島天神 男坂上 鳥居 |
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湯島天神 男坂上 新派碑
「新派」碑由来
この「新派」の記念碑は新派劇創立九十年を迎えた昭和五十二年十一月一日松竹株式会社と水谷八重子氏により新橋演舞場玄関脇に建てられました。
新派の始まりは、明治二十一年十二月自由党壮士角藤定憲が同志を集め大阪の新町座で「大日本壮士改良演劇会」の旗揚げをしたのが起源とされています。風説激しい九十年でありましたが、今日「劇団新派」として隆盛を見ましたその先人たちの労苦を偲び併せて今後の精進を誓うべく記念碑の建立を見た次第です。
そして新橋演舞場の改築にあたり当湯島天神様のご好意により新派とは深い縁で結ばれております当天神様のご境内に移させていただいたものです。
なお碑の題字は作家の川口松太郎氏の揮毫により設計は舞台美術家の中嶋八郎氏です。
左側の梅樹は昭和三十一年新派の名優故花柳章太郎氏の献木によるもので奇しくも記念碑と献木が同じこの場所に並んだ次第です。
昭和五十四年四月二十六日 |
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湯島天神 男坂上 新派碑 |
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湯島天神 本殿
本殿は平成7年(1995)総檜木造りとして造営された.平成5年(1993)お木曳き(造営の開始)の神事が行われ、遷座祭(完成)まで2年7か月を要した。
祭神は菅原道真である。伝承によれば文明4年(1355)湯島の郷民が霊夢によって老松の下に勧請したといわれている。太田道灌が本殿を再興し、江戸時代になって、徳川家康はじめ歴代の将軍があつく庇護し隆盛をきわめた。かって、湯島天満宮は”湯島天神”として知られ鳥居前には町もでき人々の往来で賑わった。 |
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湯島天神 宝物殿
本殿に対し南東角にあり、先に表鳥居(銅鳥居)がある。 |
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湯島天神 表鳥居(銅鳥居) |
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湯島天神 表鳥居(銅鳥居)
銅製表鳥居(都指定文化財)
寛文7年(1667)9月創建され、同11年(1671)修理した銘かある。
下脚部に唐獅子頭部の装飾は鳥居としては特異なものである。 |
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湯島天神 表鳥居(銅鳥居) |
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湯島天神 湯島天満宮 案内 |
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湯島天神 筆塚
宝物殿の向かい、休憩所の横にあり、隣に包丁塚がある。 |
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湯島天神 包丁塚 |
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湯島天神 熱中症計は危険
現在時刻は11:15で、熱中症計は危険、温度36.2℃、湿度42%である。
本郷通りの新御茶ノ水駅では10:45で、熱中症計は危険、温度41.5℃、湿度38%であった。
木立に囲まれた休憩所なので、少ししのぎやすいのかもしれない。 |
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湯島天神 手水舎、撫で牛
本殿に対し左側(西)の庭園には様々な碑が並ぶ。 |
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湯島天神 奇縁氷人石
奇縁氷人石
嘉永3年(1850)10月江戸で初めて建てられたもので、右側面に「たづぬるかた」左側面に「をしふるかた」とある。迷子探しの石で都内でも貴重なものである。 |
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湯島天神 日時計 |
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湯島天神 日時計
此の日時計は御大典を記念して寺島又吉氏、奥村ぬい氏より鍛冶橋の欄干を軸に日時計を作り奉納されたもので、御参拝の人々から親しまれてきました。
戦後の混乱期に放置のまま永い間忘れられておりましたが、今回スイス・プドー日本総代理店酒田時計貿易株式会社の御好意により、水平式日時計として復元して戴いたものです。 |
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湯島天神 日時計
「婦系図」の作者である泉 鏡花の「筆塚」も昭和十七年に、里見 惇、久保田万太郎、岩田藤七らによって建てられました。 |
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湯島天神 境内案内図 |
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湯島天神 参集殿と本殿を結ぶ渡り廊下
秋の菊花展では西の唐門から参集殿、本殿裏の回廊に様々な菊が並べられ壮観である。 |
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湯島天神 授与所
普通の神社と違い、正月から3月までは合格祈願の絵馬やお守りを求める受験生で溢れ返る。 |
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湯島天神 授与所、夫婦坂 |
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湯島天神 夫婦坂 |
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湯島天神 夫婦坂
夫婦坂を下ると春日通りである。 |