横浜市 みなとみらい100円バス
横浜ルート+番外編
(横浜ベイクオーター、開港の道、観光船シーバス)
(H18ー09ー02)
(English)
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平成18年8月24日にオープンし、2度目の土曜日を迎えた横浜ベイクオーターは、11時からの開店前でも観光客が訪れていた。横浜駅東口から、横浜そごうの2階を経て、かもめ歩道橋を通っていくが、あちこちで係員が道案内をしていた。赤レンガ倉庫まで歩く出発は10時ごろだが、帰ってきた13時半頃はものすごい人出で、係員も人波の整理に追われていた。豪華客船をモチーフにしたとのことで、各階は客船のデッキのようになっている。
未開発の新高島駅界隈からは、豪華客船のデッキをイメージした特徴がよく分る横浜ベイクオーターの全容が見える。横浜ベイクオーターは低層ではあるが、白一色の美しい形が際立っている。桜木町駅前の三菱重工横浜ビルには、みなとみらい21計画で移転したかっての横浜造船所跡の記念碑がある。横浜そごう、横浜ベイクオーターとみなとみらいとを一体化しようとの構想があるが、新高島駅やジャックモール界隈の開発遅れを見ると大いなる懸念が浮かぶ。
パシフィコ横浜は大きな展示場と、国際会議場、ホテルで構成され、ホテルに隣接して観光船シーバスが停まるぷかり桟橋がある。ぷかり桟橋界隈からは、ベイブリッジやコスモワールド、ランドマークタワーがきれいに見える。国際橋を渡り、ワールドポーターズを過ぎると赤レンガ倉庫が目の前にある。円形の珍しい歩道橋のサークルウォークを渡り、赤レンガ倉庫に着く。赤レンガ倉庫にはかっての横浜港駅の停車場や、税関事務所の遺構が残っている。赤レンガ倉庫は横浜港に面し、観光船シーバスのピア赤レンガもある。
番外編として、開港の道を赤レンガ倉庫から、山下公園を経て横浜中華街までウォーキング。開港の道は桜木町からみなとみらい、赤レンガ倉庫、山下公園、港の見える丘公園に到る。開港の道からは大桟橋、山下公園、ベイブリッジがきれいに見える。
山下公園の氷川丸の裏の桟橋から観光船シーバスに乗って横浜駅に戻る予定だが、その前に昼食を、と中華街市場門にある景徳鎮に行き、名物の四川麻婆豆腐を頼んだ。辛さはそれほどでもないが、塩味が強烈で、豆腐さえもご飯と一緒でなければ塩辛くて喉を通らない。名物に美味いものなし、とは言え、値段も普通の5割増しである。
山下公園にあるかっての北米航路客船の氷川丸の横から出たシーバスは、後方のベイブリッジや、すぐ近くの大桟橋を横に見つつ赤レンガ倉庫に向い、ピア赤レンガに着く。山下公園で30人ぐらいだった船客は、ここで多くが降りて10人足らずとなる。遠くに見えるみなとみらいを楽しみながら、豪華客船のデッキをモチーフにしたオープン間もない白いきれいな形の横浜ベイクオーターに着く。午前とは違い、シーバス乗り場は長蛇の列で、横浜ベイクオーターも人出で溢れかえっていた。