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(Since H14-10-28)
目次
掲示板(一言どうぞ) |
本阿弥光悦揮毫の扁額(複製)が掛かる池上本門寺総門をくぐり、加藤清正の寄進によって造営された此経難持坂(男坂 しきょうなんじざか)を上る。坂の脇の広場には日蓮大聖人説法像があり、墓地を歩いて慶長13年(1608)に建立された五重塔に向かう。案内に従い墓地を北上して力道山墓所へ進む。力道山墓所には右に力道山像があり、墓所の左には弟子などが建てた追悼碑があって、向いには大堂(祖師堂)の横が見える。歩き始めの此経難持坂脇の広場から相当北に歩いてきたことになる。道を戻ると前田利家室の層塔があり、そこは仁王門の裏である。 仁王門をくぐると正面に大堂(祖師堂)があり、左に鐘楼と霊宝殿があり、その間に不受不施事件で信州に流された日樹聖人の五輪塔がある。更にその北には霊寶殿と経蔵があって、その間に終戦直後に復興されて後に霊寶殿建立のため取り壊された奉安塔の由来、相輪が飾られている。大きな休憩所の先の突き当りには客殿、寺務所があり左折する。突き当りの自動車道にある階段(大坊坂)を下り、途中で多宝塔がよく見え大坊本行寺へ向かう。多宝塔は日蓮聖人の御尊骸を荼毘に付した霊蹟に建つ供養塔で、その前の墓地には狩野探幽の墓がある。赤門(正門)から大坊本行寺に入り、本堂、宝物殿、ご臨終の間などを見物し、門を出て右折して實相寺に向かう。 實相寺門前の池上梅園案内板に従って北上、都営地下鉄検修場の高架手前で右折し梅園沿いに歩いて池上梅園に着く。見物コースとしては入口から見晴らし台に上り、茶室や薬医門を経て入口に戻る。さして高い見晴らし台ではないが、上るに連れてその眺望の良さが分かってくる。満開の見晴らし台の四阿から下り、茶室の清月庵を経てテントが張られ、甘酒や汁粉などが売られている薬医門に着く。清月庵は数寄屋建築の設計家、川尻善治が自宅に建てた離れだった。薬医門前の枝垂れ梅、茶室前の庭園を愛でつつ北上して入口に向かう。入口から出て右折、都営地下鉄検修場の高架へ向かう。
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