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(From H14-10-28)

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浜離宮恩賜庭園

【目次】   初秋の浜離宮恩賜庭園散策H260909
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 初秋の浜離宮恩賜庭園散策H260909

 築地川に架かる大手門橋を渡り、大手門から浜離宮恩賜庭園に入る。浜離宮は海水を引き入れた潮入の池と、二つの鴨場を伝え、江戸時代には、江戸城の「出城」としての機能を果たしていた。幕末には、石造洋館の延遼館が建設され、迎賓館として使われた。大手門口から延遼館跡に向かうが、旧芝離宮は入口で庭園が一望できたが、浜離宮は敷地で6倍、大泉水で3倍と一周するのも簡単ではない。迎賓館だった延遼館跡は広大な芝生広場で美しいが何もなく、遊歩道をひたすら南下する。突き当りで右折して木製のテーブルや椅子が並ぶ野外卓広場を通り、地面が泥濘んで近くには寄れないが南西角にある新銭座鴨場に着く。鴨猟の仕組みなど詳細な説明板がある。

 南西角の新銭座鴨場から戻り、潮入の池(大泉水)横にある馬場跡を通り、庭園の南辺の潮入の池(大泉水)に架かるお伝い橋を渡って中島の御茶屋に寄る。汐留川への水門を見ながらお伝い橋を戻り左折して富士見山に上り、庭園内を一望する。潮入の池(大泉水)の東側の遊歩道を北上し、中の橋を渡って潮入の池(横堀)沿いの遊歩道を北上する。道標に従い水上バス発着場へ向かい、北東角にある庚申堂鴨場に着く。

 潮入の池(横堀)沿いの遊歩道を北上、海手お伝い橋、東京湾への横堀水門、新樋の口山、将軍お上がり場と過ぎて水上バス発着場に着く。水上バスから下船する観光客は中高年者の団体か、欧米のカップルばかりである。大手門出口に戻りたいが、同じような木立が続くのでまず南下して目印を探すことにする。新樋の口山、東京湾への横堀水門、庚申堂鴨場と戻り、海手お伝い橋で「出口」と表示されている道標を見つけた。以後は道標に従って歩き、潮入の池(大泉水)北縁の遊歩道の松の御茶屋、お伝い橋と経て可美真手命の像に着く。饒速日命(にぎはやひのみこと)の皇子で、神武天皇の東方遠征に従い、手柄をたてたと言われる軍神の銅像である。芳梅亭前の三叉路を右折して北上、花木園、内堀と通り、突き当りにある三百年の松で左折して大手門出口に至る。

 春の浜離宮恩賜庭園散策H150515

浜離宮は徳川6代将軍の家宣の時に浜御殿となり、11代の家斉の時に今の姿となった。汐留シーサイトの近くに正門があり、海岸通り沿いに浜松町までと、新大橋通り沿いに築地市場に到る大きな海浜庭園である。浅草とお台場を結ぶ水上バスは浜離宮に寄港し、海水を取り入れた潮入の池を中心に、中島の御茶屋、富士見山などで構成されている。



 
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