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井の頭恩賜公園

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 井の頭恩賜公園 春の散策H250404

 正門(東門)でイベント参加の受付をした後、内庭に入る。内庭は護岸修復工事中で、水を全て抜いているので趣もなく殺風景である。木曽路を模して寝覚の滝、木曽山と過ぎ木曽川沿いに西進する。延段を下り、大泉水と蓬莱島を見つつ、紅葉が見事といわれる竜田川沿いを歩いて戦災で焼失した西行堂跡に至る。

 井の頭恩賜公園の西角にある涵徳亭から大泉水沿いに北上、蓮池の間の橋を渡り、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなむ一つ松、丸屋、蓬莱島、松原の九八屋,、田端と経て後楽園の北東角に当たる梅林に至る。九八屋の由来は「酒を飲むに昼は九分夜は八分にすべし」で、田端は二代光圀が嗣子綱條の夫人に農民の苦労を教えようと作った田圃である。梅林は木の数が少ないのか、種類によって開花時期がずれているためか、数日前にテレビで放映していたような梅が咲き乱れている、という風景ではない。

 北東角に当たる梅林から西に進み、杜若(かきつばた)園に架かる八つ橋、 愛宕坂、朱舜水が指導した円月橋、休憩所と過ぎて大泉水、一つ松に戻る。涵徳亭前を歩き、ふだん利用される西門から井の頭恩賜公園を出る。

 井の頭恩賜公園 秋の散策H201017

水戸徳川家上屋敷に藩祖徳川頼房が着手、徳川光圀が完成させ、徳川斉昭が手を加えた。明末の儒者朱舜水を登用し、中国趣味を取り入れた回遊式築山泉水庭園である。入口は西側にあり、東京ドームの反対側にある。後楽園遊園地の近く以外は都会の喧騒も無く、大泉水、西行堂、駐歩泉、竜田川、蓬莱島、八つ橋、円月橋などがある。



 
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