東京の名所
(English)

【見出し】

(1)上野界隈 (2)浅草界隈 (3)巣鴨・雑司ヶ谷界隈
(4)深川界隈 (5)月島、佃島界隈


上野界隈
(上野恩賜公園、不忍池、東叡山寛永寺、上野東照宮)
  

寛永寺境内を使って明治6年に開園された上野公園は、有名な桜並木や動物園、弁天堂がある不忍池だけではなく、国立博物館や科学博物館、東京都美術館、東京藝術大学や東京音楽大学など、学術、芸術の拠点でもある。寛永寺には4代将軍家綱や、5代将軍綱吉の廟所があり、東照宮には藤堂高虎や酒井雅楽頭の名が刻まれた鳥居や銅灯篭等がある。

浅草界隈 
(待乳山聖天、山谷堀、吉原、投げ込み寺(浄閑寺)、
かっぱ橋道具街、かっぱ橋本通り)
 

浅草は江戸時代から下町の大繁華街だった。そのため、待乳山聖天や山谷堀、吉原、投げ込み寺(浄閑寺)、入谷鬼子母神と時代劇に馴染みの場所を整理した。かっぱ橋道具街は、調理に関する道具を始め多くの道具が揃い、料理のサンプルであるロウ細工は外国人のお土産としても有名である。かっぱ橋本通りは、橋の由来となった合羽川太郎に因むかっぱ寺(曹源寺)や、海禅寺の梅田雲浜の墓などがある。

巣鴨・雑司ヶ谷界隈
(巣鴨 とげ抜き地蔵、雑司ヶ谷 鬼子母神、
巣鴨 本妙寺、慈眼寺)
  

巣鴨とげ抜き地蔵は、「おばあちゃんの原宿」と言われるほど老女グループが参道に溢れ、目的のとげ抜き地蔵(高岩寺)では長蛇の列が続く。地蔵は意外と小さく、参拝を終えた人々は塩大福などの土産を買って帰る。雑司ヶ谷の鬼子母神は、 子授け、子育ての神として、江戸時代から広く信仰されてきた。池袋サンシャイン近くの都電荒川線雑司ヶ谷駅から、雑司ヶ谷霊園に沿って南下すると鬼子母神に着く。巣鴨本妙寺は、明暦3年(1657年)に江戸の半分以上を焼いた明暦の大火の出火元で有名で、一説には幕閣の有力者が真の火元であり、隣接する本妙寺が身代わりになった、とも言われる。遠山景元(遠山の金さん)、千葉周作など有名人の墓がある。慈眼寺は、江戸時代の画家司馬江漢、芥川龍之介、谷崎潤一郎の墓がある。

深川界隈  

工事中

月島・佃島界隈
(西仲通り 月島もんじゃ街、
佃島 住吉神社、石川島 灯台、大川端リバーシティ21)

 晴海通りを少し銀座方向に歩くと勝どき橋がある手前で右折、西仲通りに入る。月島川に架かる西仲橋を渡ると、道の左右に大小さまざまなもんじゃ焼店が並ぶ。もんじゃ焼と言えば月島、だが、有楽町線月島駅がある佃大橋の下を北に進むと佃島になり、風景は一変する。
 佃島は、徳川家康が関東下向の際、摂津国佃村の漁民と共に、住吉の社(田蓑神社)が分霊されたのを始めとする。幕府より鉄砲洲向いの干潟を賜り、築島工事を起こし、正保二年(1645年)に竣工、元の名から佃島と名付けた。住吉神社には、伝 東洲斎写楽終焉地の碑や、有桶川官職仁親王の書による陶製扁額などがある。近くの石川島人足寄場南端の石川島灯台を見つつ、隅田川テラスを歩き、佃の大川端リバーシティ21を通る


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