日枝神社(日枝山王社)
日枝山王神社は、太田道灌が江戸城鎮護の神として勧請したのが起源で、明暦の大火(振袖火事)で現在地に移転した。赤坂通りと外堀通りが交差するところにある大鳥居や、首相官邸に近い朱塗りの本殿があり、赤坂界隈の喧騒とは無縁の静かさである。
独特の形の 赤坂大鳥居から右に行くと西参道から日枝山王神社(日枝山王社)に向かうが、左側の稲荷参道に向かう。小さな赤い鳥居が続く中を上ると山王稲荷神社がある。もともとこの地にあったが、後で移転してきた日枝山王神社の摂社となり、回廊の裏になるため見えにくい。小山の上にあるため、境内では神社の係員が雪かきに勤め、雪ダルマを作って遊ぶ幼児がいた。
外堀通りに聳え立つ独特な形の山王様式の赤坂大鳥居から日枝山王神社に入る。鳥居脇に出来たエスカレーターは年配者には便利である。境内は10時前で参拝客は少ない。神門を出て、急な石段の男坂を下り、山王鳥居から出る。赤坂大鳥居脇には、ビートルズが泊まったことで有名で、昨年末に営業を停止した東急キャピトルホテルがある。