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(Since H14-10-28)
目次
掲示板(一言どうぞ) |
日枝神社の山王祭は、江戸時代に神田明神の神田祭と併せて天下祭と呼ばれ、隔年で神幸祭の巡行が行われる。今年(平成24年)は山王祭で神幸祭が行われ、日枝神社から国会裏、麹町大通り(新宿通り)を経て四ツ谷駅に行き、戻って日本テレビ通り、靖国神社、大妻通り、国立劇場と過ぎて皇居外苑、鍛冶橋通り、平成通りと進み、兜町の日本橋日枝神社、中央通り、日比谷と進んで日枝神社に戻る。全経路を撮った神田祭と対比しながら山王祭を見ると、氏子や地域の特性など、様々な違いがよくわかる。 発輦祭を終え山王坂下から供奉員総勢約500人、300メートルの神幸祭巡行が始まる。全ての供奉員、山車、鳳輦などを撮ったため、2ページに亘って掲載する。このページでは、御防講・諫鼓鳥から、錦旗・大幟、舞姫・童女までである。先導の広報車、祭り囃子に続き、神社の火災などに対応するため前回に復活した御防講、大きく羽を広げた美しい諌鼓鳥、日枝神社の高張提灯、御幣、鼻高面、獅子頭、舞姫、童女、菅蓋などが次々と出ていく。 氏子総代連の後に神馬、一之宮鳳輦、二之宮鳳輦、宮神輿、宮司などが乗った人力車が続く。巫女鈴を鳴らしながら歩く巫女の行列が出た後、造花ではあるが大きく華やかな花山車、今年の干支にちなんだ青龍の干支山車、御幣を担ぐ猿山車と続き、最後に美少年山車が山王坂に向かう。ところが、交差点で御幣を担ぐ猿山車の左前輪が故障し進めなくなリ、復旧を試みたが直らず、美少年山車を先に行かせることとした。理由は分からないが、美少年山車だけは築地市場で走り回るターレットという特殊自動車が牽引する。
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