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早稲田界隈の桜散策H230411
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地図上の歩行距離 5.0km(システムの機能上、実際のルートと違う場所があります)
Nkm/Mkm N:区間距離、M:起点からの累積距離
経路 A:目白坂下交差点〜目白通り〜B:椿山荘(0.5km)〜目白通り〜C:千登世橋(1.3km/1.8km)〜明治通り〜
D:高戸橋(0.6km/2.4km)〜神田川遊歩道〜早稲田大学〜E:駒塚橋(1.7km/4.1km)〜目白通り〜
江戸川公園〜F:江戸川橋(0.9km/5.0km)
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椿山荘〜高戸橋〜甘泉園
急坂の目白坂を上りきった所に明治の元勲の山県有朋の山荘だった椿山荘があり、向かいに丹下健三の設計によるカテドラル聖マリア大聖堂、隣接して講談社初代社長の野間清治のコレクションが展示されている野間記念館がある。
さらに進み、民家横を左折すると肥後熊本細川家の下屋敷跡で、細川家の歴史資料や文化財が公開された永青文庫を経て、江戸川公園の胸突坂へ至る。旧田中角栄邸の遺産相続の物納分で、全体の1/5に相当する目白台運動公園、田中真紀子邸(旧田中角栄邸)、日本女子大と経て、千登世橋からかなりの高低差がある階段を下りて明治通りへ出る。
明治通りを南下し、満開の桜並木を背景に都電荒川線を撮る有名な撮影スポットである神田川に架かる高戸橋を過ぎ、高戸橋交差点で左折、新目白通りへ入ってすぐ左折し、神田川の南側遊歩道を歩く。神田川の両岸から満開の桜並木がアーチを作り、曙橋、面影橋、三島橋と過ぎて、甘泉園に行くため新目白通りへ出る。面影橋には、北詰に太田道灌の山吹の枝の故事に因む「山吹の里」の碑や、南詰に面影橋の由来案内がある。
新目白通りの西早稲田パークタワー交差点で右折、早稲田大学西早稲田ビル向かいの水稲荷神社参道に入る。参道の階段を上ってすぐ左に堀部安兵衛之碑があり、高田馬場の仇討ちの顛末(叔父の決闘、仇討ち、堀部弥兵衛への養子縁組)が書かれている。水稲荷神社参道に入ってす右に甘泉園入口があり、小さいが静かな日本式庭園である。甘泉園という名は、園内に湧き水があり、清冽で常時涸れず、また、茶に適した事に因む。御三卿の清水家の下屋敷だった所で、早稲田大学から新宿区ヘ移管し、整備された。甘泉園出口前で右折、新目白通りへ出る。
早稲田大学〜江戸川公園〜江戸川橋駅
新目白通りの都電荒川線早稲田駅手前で右折、満開の桜が咲く早稲田大学総合学術情報センター(旧 安部球場)に入り、中央図書館、「早稲田野球の父」である安部磯雄像(右)と「学生野球の父」と称された飛田穂洲像(左)、早慶戦百周年記念碑を見て北門に向かう。
ITセンター脇を通り、シェークスピア時代の劇場を模した坪内博士記念演劇博物館に出て、坪内逍遥先生像の右手と握手すると早稲田と縁が出来、合格する、と言われる早稲田伝説を見る。政経学部、国際コミュニティセンター前を進み、大隈侯銅像、かつての中央図書館である會津八一記念博物館をへて、大隈講堂に至る。
大隈講堂の横にある大隈庭園は「授業実施日」でないため入れず、同好会やサークルのペナント製作店や学生食堂などが並ぶ大隈通りを歩く。突き当たりの老舗金城庵前で右折、グランド坂通りへ出てすぐ右折、新目白通りへ進み、リーガロイヤルホテル東京向かいの交差点手前で左折して神田川に架かる駒塚橋を渡る。
駒塚橋北詰の胸突坂は早稲田と日本女子大とを結ぶ急坂で、上った所には多くの見るべきものがある。坂を上り始めてすぐに松尾芭蕉の関口芭蕉庵があり、細川藩の文書を集めた永青文庫、早稲田などの学生を集めた和敬塾、目白通りの講談社野間記念館、カテドラル聖マリア大聖堂、椿山荘と続く。
神田川北側遊歩道沿いの江戸川公園の桜並木は散り始めで、関口芭蕉庵、椿山荘冠木門と過ぎて音羽通りに出て、江戸川橋交差点で右折、新目白通りにある有楽町線の江戸川橋駅に至る。
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