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H271206-07 フィレンツェ〜サン・ジミニャーノ〜ピサ〜ローマ


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フィレンツェ市内観光〜サン・ジミニャーノ〜フィレンツェ
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フィレンツェ〜ピサのドゥオーモ広場〜ローマ

【関連サイト】   イタリア、フランス周遊H240326-0402(ウフィツィ美術館 散策H240328)
イタリア、フランス周遊H240326-0402(サンタ・クローチェ教会〜ミケランジェロの丘〜ホテル_H240328)

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  H271206 フィレンツェ市内観光〜サン・ジミニャーノ〜フィレンツェ

 毎月第1日曜日は入場券の予約販売がなく、8時半から先着順で入場し、一定の数に達したら以後は退館者の数だけ入場させるとのことが分かった。そのため、当初サン・ジミニャーノに行って、午後に美術館の予定をホテルから徒歩5分の美術館に行って並び、午後にサン・ジミニャーノと変更した。ルイ・ヴィトンなどの高級ブティック店が並ぶ道を歩き、シニョリーア広場のヴェッキオ宮殿の隣にあるウフィツィ美術館回廊で開館を待つ人々の長い列に並ぶ。

 3年半前の前回に訪れた時は撮影禁止だったが、今回はフラッシュ厳禁だが撮影は許可されていた。その理由は、何度注意しても中国人がフラッシュで写真を傍若無人で撮りまくるため根負けし、フラッシュ厳禁で撮影許可となった。しかし、そのため有名な名画がホームページに掲載できるようになった。もっとも、フラッシュを焚いたことで怒声に近い叱責が時折聞こえてもいた。撮影禁止だった以前のホームページは建物の外観だけだったが、ポティチェッりの『ヴィーナス誕生』、『春』、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』、片目を隠すため横顔のウルビーノ公爵夫妻の肖像などを撮ることが出来た。いつ出来たのかテラスがあり、ヴェッキオ宮殿とフィレンツェ大聖堂がよく見える。
 メドゥーサの首をもつペルセウスなどの像が並ぶロッジア・ディ・ランツィ、ミケランジェロ作のダビデ像(レプリカ)とヘラクレスとカクス像が立つヴェッキオ宮殿、ネットウーノ(ネプチューン)の泉と続くシニョリーア広場の端まで入場待ちの列が続く。シニョリーア広場からゴンディ通り、ボルゴ・デイ・グレーチと歩き、ダンテ、マキャベッリ、ミケランジェロ、ロッシーニなど著名人の墓があるサンタ・クローチェ教会を経てアルノ川河畔を歩き、バスに乗る。

 ダビデ像(レプリカ)が立つミケランジェロの丘はフィレンツェの南にある丘で、市内が一望できる。特徴ある外観から、左からアルノ川に架かるベッキオ橋、ドゥオーモ フィレンツェ大聖堂、ヴェッキオ宮殿、サンタ・クローチェ教会が並ぶ。
 黄葉の田園地帯を行き、ワイン醸造工場を持つアグリトゥーリズモ(農場レストラン)で昼食を取る。名物のTボーンステーキが出るが、連日の大量の食事に胸焼けしており、半分も食べられなかった。サン・ジミニャーノの中世封建時代の支配階級の家々は、自らの富と力の象徴として72におよぶ塔を住居として建てた。石畳の道が続く城内を歩くが、腰の負担が大きく、フィレンツェ市内に続いて腰痛が再発してしまった。

  H271207 フィレンツェ〜ピサのドゥオーモ広場〜ローマ

 ミラノから離れたものの、車窓からの眺望がひらjけなかった濃霧に若干悩まされたが好天のピサに向った。斜塔のあるドゥオーモ広場は自動車乗り入れが出来ないので、一旦駐車場に入り、そこからシャトルバスに乗り換える。多くの中国人団体客がうろついて嫌な予感がしたが、何故か同じバスではなかった。約10分で斜塔のあるドゥオーモ広場前に着き、土産物店街を歩いて城壁の入口に向かう。

 城壁の入り口から入って、まさか洗礼堂、大聖堂(ドゥオーモ)、鐘楼(斜塔)の3点セットが有るとは思わなかった。札幌の時計台のように、多くの建物の一角に斜塔があると思っていた。斜塔は想像していたほど傾いてはいないのが残念である。多くの女性観光客が倒れかかる斜塔を支える写真を撮っていた。人と斜塔との位置関係が難しく、何度も撮り直しをせざるを得ない。斜塔への入口であ機関銃を持った3名の兵士が立ち会う中、たった1人の係員が手荷物の中身を改め、手持ちのX線検査機でボディチェックを行うため、時間がかかり、長い入場者の列ができている。大聖堂(ドゥオーモ)にはガリレオの振り子の模型が飾られている。

 シャトルバスでドゥオーモ広場観光客専用駐車に戻り、車窓からピサの城壁の遺構を見つつ高速道路に乗り、フィレンツェ経由で南下しローマに向かう。ホテルはローマの中央駅であるテルミニ駅近くのレププリカ広場(共和国広場) ナイアディの噴水の傍である。この噴水は前回のローマ訪問でスペイン広場から歩いて周辺を散策しており、位置関係がすぐ分かった。


 
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