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平安神宮 西側 神苑入口にある案内図
案内図左の赤印が現在地で、西側から神苑に入り、南神苑、西神苑、中神苑と巡って東神苑を出ると蒼龍楼横に出る。 |
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平安神宮 神苑 南神苑
南神苑(平安の苑)
この神苑は、明治二十八年平安神宮創建以来八重紅枝垂桜の名所として親しまれてきた。
昭和四十四年孝明天皇百年祭の記念事業として、平安時代の特色である野筋(道筋)と遣水が設けられた。また、昭和五十六年には往時の代表的文学書(竹取物語・伊勢物語・古今和歌集・枕草子・源氏物語)に登場する草木、約一八〇種類を植栽して、王朝文化をしのばせる庭「平安の苑」とした。 |
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平安神宮 神苑 南神苑
クズ 葛 まめ科
古今和歌集
千はやぶる
神のいがきに
はふくずも
秋にはあへず
うつろひにけり |
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平安神宮 神苑 南神苑 日本最古の電車
日本最古の電車
この電車は、明治二十八年一月三十一日に日本最初の交通輸送業電車として、京都電気鉄道が運行したものである。
当初は伏見線・木屋町線・鴨東線(平安神宮の在る岡崎附近にも敷設されていた)を開通、次いで明治33年には北野線、三十七年には西洞院線を増設・運行し我が国電気鉄道の先駆けとして交通事業に貢献するところが多かった。
しかし、明治四十五年六月京都市が市営にて電気軌道の営業を開始し、大正七年六月には京都市に合併された。その後、昭和二年四月までの間に、木屋町線・出町線・烏丸丸太町線等の路線が随時廃止され、主要路線は広軌に取り替えられたのだが北野線のみ、同じ狭軌のままで残されていた。
しかし、時勢の推移は如何ともすることが出来ず、最後のこの線も、昭和三十六年七月を以って廃止され、永年チンチン電車の愛称で親しまれた我国最古の電車も、その姿を消すことになった。
ここに展示してある電車は、当初のものであり、平安神宮創建とも深い関係があることから京都市より払い下げを受け、記念として保存している。
車体は梅鉢鉄工所の制作、電動機はアメリカゼネラルエレクトリック社の製品である。昭和三十一年頃、神戸製鉄株式会社によって修理が施された。 |
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平安神宮 神苑 南神苑 日本最古の電車 |
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平安神宮 神苑 南神苑
イチイ(一位)であるが、よく読めない。 |
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平安神宮 神苑 南神苑 |
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平安神宮 神苑 南神苑 |
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平安神宮 神苑 南神苑 茶室 澄心亭
南神苑から西神苑に向かう手前にある。 |
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平安神宮 神苑 西神苑
平安神宮が創建された明治二十八年に中神苑とともに造られた。白虎池を中心とした庭は、池の西側に出島・北側には、神苑唯一の滝があり西南の築山には茶席「澄心亭」(ちょうしんてい)がある。初夏を彩る池畔の花菖蒲は、特に有名である。 |
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平安神宮 神苑 西神苑沿いに歩く |
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平安神宮 神苑 西神苑沿いに歩く |
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平安神宮 神苑 西神苑沿いに歩く |
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平安神宮 神苑 中神苑 |
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平安神宮 神苑 中神苑 |
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平安神宮 神苑 中神苑 休憩所
神苑内で休憩できるのはこの中神苑の休憩所と、東神苑の泰平閣(橋殿)だけである。 |
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平安神宮 神苑 中神苑
中神苑
西神苑と同じく、平安神宮創建時に作庭されたもので、庭の中央に蒼龍池がある。
池の東側の大島(珊瑚島)から北岸にかけて、天正年間の三条・五条大橋の古石柱や梁を用いた沢飛び「臥龍橋」がある。また、光格天皇御遺愛の「折鶴」という珍種をも含め、池を囲んで杜若が群生し水面には、睡蓮や河骨が咲き、初夏には風趣に富んだ景色となる。 |
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平安神宮 神苑 中神苑 |
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平安神宮 神苑 東神苑 尚美館(貴賓館)
中神苑と東神苑とはつながっている。 |
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平安神宮 神苑 東神苑 尚美館(貴賓館) |