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爽やかな春の谷根千巡り
(幕末の谷中、つつじ祭りの根津、文豪の千駄木)H270424
【地図の見方】
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地図上の歩行距離 4.7km(システムの機能上、根津神社境内など実際のルートと違う場所があります) Nkm/Mkm N:区間距離、M:起点からの累積距離
経路 A:根津駅〜不忍通り〜B:根津神社(0.9km)〜日本医科大学〜駒込大観音〜C:団子坂下交差点(1.3km/2.2km)〜
谷中ぎんざ〜日暮里駅〜D:谷中天王寺(1.3km/3.5km)〜谷中霊園〜三崎坂〜E:千駄木駅(1,2km/4.7km)
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根津駅〜根津神社(満開のつつじ祭り)
根津駅からつつじ祭りの案内がある不忍通りを北上、根津神社入口交差点で左折して根津神社の表参道にある朱塗りの大鳥居に着く。普段は空いている不忍通りも、中高年女性グループが溢れ、歩くのも大変である。つつじ祭りのつつじ苑を眺めつつ、表参道を歩くと楼門横の奥まった所に入口があり、根津神社の神域整備事業への寄附として200円を支払う。普段は門が閉められており、立ち入ることは出来ない。
順路に従い左手に進む。大鳥居横の新坂(権現坂・S坂)沿いの斜面につつじ苑は設けられており、様々な種類のつつじが植えられている。特定のつつじが一ヶ所に植えられているわけではないので、彩りが美しい。丘の下に楼門や大鳥居を見つつ、坂を上り切った所で右折する。弥生正緑館(文化庁登録有形文化財)や彩り鮮やかなつつじを楽しみながら丘を周回し、出口に至る。
つつじ祭りを楽しんだ後、楼門から神楽殿、唐門、透塀、社殿と巡り、社殿横の西門から西参道に出る。露店が立ち並ぶ西参道の上にある乙女稲荷神社は、つつじ苑を見た後に訪れる人が多く、立ち寄るのを諦めた。西参道の鳥居を出て左折、日医大つつじ通りの根津裏門坂を上る。
日本医科大学〜団子坂〜谷中ぎんざ
建て替え工事中の日本医大附属病院を見つつ日医大つつじ通りの根津裏門坂を上り、日本医大前交差点で右折して日本医大キャンパス横の道を北上し、日本医大の同窓会館である 橘桜会館前に川端康成の書である夏目漱石旧居跡の石碑がある。漱石がイギリス留学から帰国後4年弱住んだ家である。住宅街を北上し駒込学園前交差点で右折、大観音通りへ出る。駒込大観音(光源寺)には高さ約6mの駒込大観音がある。大観音通りを東進、「青鞜社」発祥の地の案内を過ぎ、団子坂上交差点手前には観潮楼と名づけた森鴎外旧宅を建て直した 森鴎外記念館がある。団子坂を下り、団子坂命名由来案内の先の団子坂下交差点で不忍通りを渡り、団子坂通りへ進む。
団子坂通りを進み、団子坂下交差点の交差点で左折、谷中よみせ通りを北上し、福丸饅頭(名物10円まんじゅう)の先に中央によみせ通りの出口近くにある延命地蔵尊が描かれているゲートがある。谷中よみせ通りを北上して入口のゲートから根津神社のつつじ祭りの帰りと一見して分かる中高年グループが屯している谷中ぎんざを東進、一般公募で名付けられた「夕やけだんだん」を上る。山門に上野戦争時の弾痕が残る経王寺、月見寺(本行寺)と経て桜並木の御殿坂を下り、JR日暮里駅の旧駅舎西口に至る。
谷中霊園〜三崎坂〜千駄木駅
JR 日暮里駅の旧駅舎西口脇の階段を上り谷中霊園へ入り桜並木を南下、突き当りで左折して天王寺に着く。天王寺は、もと日蓮宗の感應寺と称したが不受不施派であったため弾圧を受け、天台宗となった。のちに家斉の側室お美代の方により日蓮宗改宗の動きがあり、寺号を天王寺とした。谷中霊園のさくら通りを南下し、昭和32年の放火により消失した天王寺五重塔跡の隣の天王寺駐在所に至る。
谷中霊園のさくら通りを南下し、南端の公衆トイレを挟んで毒婦高橋お伝の墓と徳川慶喜墓所への案内板がある。徳川慶喜墓所への案内板に従って歩いて行き、明治維新の公卿大原重徳の墓の先にある徳川慶喜墓所を囲う塀沿いに歩き、 徳川慶喜墓所に着く。さくら通りに戻り谷中霊園入口交差点で右折、団子坂通りへ進む。
団子坂通りが左に大きく曲がる所にある交差点は、右折すると朝倉彫塑館や長安寺(狩野芳崖墓)がある諏訪台通り(初音のみち)を経て、山門に上野戦争時の弾痕がある夕やけだんだん坂上の経王寺に出る。仮名垣魯文の墓がある永久寺の先は三崎坂上で、三崎坂にある全生庵には山岡鉄舟墓、山岡鐡舟居士之賛、三遊亭円朝墓、三遊亭圓朝翁碑がある。三崎坂下には一見和風の公民館に見える谷中小学校がある。団子坂下交差点で不忍通りを渡り千駄木駅に至る。
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