日枝神社〜三宅坂〜靖国神社
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外堀通り沿いの赤坂大鳥居から日枝神社に入り、山王鳥居のある男坂から出て、山王坂を上って国会議事堂裏に着く。民主党本部のある隼町交差点から、平和の群像のある三宅坂を経て、千鳥ヶ渕の鮮やかな赤の外壁で景観騒動が起きているイタリア文化会館前を通り、靖国神社の南鳥居に到る。参拝後、大鳥居から出て九段坂を下る。重厚な感じのイギリス大使館は千鳥ヶ渕にあり、幕末時の通訳見習いのサトウ公使による手植えの桜の記念碑もある。
日枝神社は、太田道灌が江戸城鎮護の神として勧請したのが起源で、明暦の大火(振袖火事)で現在地に移転した。外堀通りに聳え立つ赤坂大鳥居から日枝神社に入る。鳥居脇に出来たエスカレーターは年配者には便利である。境内は10時前で参拝客は少ない。神門を出て、急な石段の男坂を下り、山王鳥居から出る。赤坂大鳥居脇には、ビートルズが泊まったことで有名で、昨年末に営業を停止した東急キャピトルホテルがある。
大村益次郎銅像脇の南鳥居から入り、神門を通って拝殿に着く。右翼が団体で参拝するだけでなく、家族連れも多い。破魔矢、お守りの授与所や、富岡八幡宮や日枝神社、花園神社など各地区の神社の絵馬を飾っていたり、靖国大絵馬など正月らしさも溢れている。独特の歴史観で物議をかもしている遊就館を訪れる人も多い。売店では首相交代により、晋ちゃん饅頭に替わっていた。帰りは大鳥居から出て、九段坂を下る。