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新宿御苑 新宿門を出てすぐ右折、玉川上水散歩道に向かう |
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新宿御苑 新宿門 玉川上水・内藤新宿分水散歩道入口
玉川上水・内藤新宿分水散歩道は、新宿御苑の北側で新宿区道の旧甲州街道沿いにある。
入場料が必要な御苑外なので通行は無料であるが、新宿門と大木戸門側とに門があり、夜間は閉鎖される。途中にイチョウの巨木の並木があり、秋の黄葉シーズンには多くの人で賑わう。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 案内板
玉川上水の新しい分水路の誕生
新宿区では、「まちの記憶」として次世代に受け継ぐべき財産である「玉川上水」の流れを偲ぶため、環境省をはじめとした多くの関係者の協力のもと、新宿御苑内に玉川上水・内藤新宿分水散歩道を整備いたしました。
分水散歩道の延長は約540mあり、「旧新宿門」「大銀杏」「大木戸」の3区間から成り、水源には、国道20号新宿御苑トンネル内の共同溝に湧出した地下水を利用しています。水路底には、粘土を使用し、自然な流れを再現しました。また、既存の樹木を生かしながら林床には、武蔵野の雑林で生育する草本類を中心に植栽しています。新宿御苑の雄大な自然と四季折々の変化とあわせて散策をお楽しみください。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 旧新宿門
以前は丸ノ内線の新宿御苑前駅に近いこの門から入場していたが、入苑者の利便性を考えて平成7年に現在地に移転された。
左の建物は昭和2年竣工の衛所である。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 黄葉が美しい巨木のイチョウ並木 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 案内板
玉川上水の流れをたどる
江戸の飲料水を確保するために.承応3年(1654年)に開設された玉川上水は、多摩川の羽村堰(羽村市)から四谷大木戸(現在の四谷四丁目交差点付近)までの約43kmの区間を、土を掘り抜いただけの開渠で造られていました。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 管理門
新宿門側の出入口から管理門までを新宿門区間といい、ここから大銀杏区間が始まる。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 案内板
新宿門の最初の案内板と同一内容である。
玉川上水の新しい分水路の誕生
新宿区では、「まちの記憶」として次世代に受け継ぐべき財産である「玉川上水」の流れを偲ぶため、環境省をはじめとした多くの関係者の協力のもと、新宿御苑内に玉川上水・内藤新宿分水散歩道を整備いたしました。
分水散歩道の延長は約540mあり、「旧新宿門」「大銀杏」「大木戸」の3区間から成り、水源には、国道20号新宿御苑トンネル内の共同溝に湧出した地下水を利用しています。水路底には、粘土を使用し、自然な流れを再現しました。また、既存の樹木を生かしながら林床には、武蔵野の雑林で生育する草本類を中心に植栽しています。新宿御苑の雄大な自然と四季折々の変化とあわせて散策をお楽しみください。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 黄葉が美しい巨木のイチョウ並木
道いっぱいに黄色の絨毯が出来、銀杏を拾う人が見られた。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 案内板
玉川上水の歴史
玉川上水は、江戸の飲料水を確保するために、玉川兄弟の手により承応3(1654)年に開設されました。取水口である多摩川の羽村堰(羽村市)から四谷大木戸(現在の四谷四丁目交差点付近)までの約43kmの区間は、上を掘り抜いただけの開渠で造られていました。四谷大木戸から市中へは、石や木で造られた水道管を通じて水を供給し、淀橋浄水場の完成した明治31(1898)年頃まで、江戸・東京の人々にとって貴重な水資源でした。
新宿区には、四谷大木戸に水番所があり上水の管理を行っていました。また、四谷見付付近は、江戸城本丸、吹上御殿、市中の武家や町人の屋敷へ供給する分水の分岐点となっていました。これらの地域は上水管理の上で、大変重要な役割を持っていたことがわかります。
新宿における玉川上水
新宿区内での上水の利用は、四谷などごく一部でした。四谷は下町と違い、水にめぐまれた地域であったことから、掘り抜きの井戸を多く使っていたためと思われます。水の確保のためにつくられた上水ですが、内藤新宿界隈では、桜並木が続く江戸の名所を生み出し、多くの行楽客でにぎわいました。
明治になると、通船が行き交っていた時期もありました。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 道標
大木戸門まで170m、新宿門まで480mの表示がされている。
玉川上水・内藤新宿分水散歩道は巨木のイチョウ並木のイメージがあるが、全区間の中程だけである。 |
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新宿御苑 大木戸門 玉川上水・内藤新宿分水散歩道入口 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 案内板
玉川上水を管理する水番屋
江戸の貴重な水資源を守るため、玉川上水は厳重に管理されていました。上水で魚を捕ることや、水浴びをすること、洗い物をすることを禁じていました。このため、流域の村々の利用は厳しく制限され、羽村、代田村(現杉並区)、四谷大木戸には、水番屋が設置され、水質、水量や異物の監視を行っていました。
四谷大木戸の水番屋は、構内の総坪数が630坪(約2082平方メートル)余りあり、流れてきたごみを止める「水留」、満水時には渋谷川へ水を排出する「吐水門」、暗渠へ入る「水門」がありました。「水門」では、水量を測定する「歩板」が設けられ、この板と水面までの間隔から水量の増減を調べました。
水道碑記
四谷大木戸の水番屋は、現在の四谷地域センター内にあり、これを記念して、明治28(1898)年に石碑が建てられました。石碑は、高さ4.6メートルにおよび、篆額は徳川家達が
書き、書は金井之恭が書いています。碑文には、漢文で玉川上水建設の理由や、工事を請け負った玉川兄弟の功績をたたえた内容が書かれています。 |
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新宿御苑 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 案内板
新宿門の最初の案内板と同一内容である。
玉川上水の新しい分水路の誕生
新宿区では、「まちの記憶」として次世代に受け継ぐべき財産である「玉川上水」の流れを偲ぶため、環境省をはじめとした多くの関係者の協力のもと、新宿御苑内に玉川上水・内藤新宿分水散歩道を整備いたしました。
分水散歩道の延長は約540mあり、「旧新宿門」「大銀杏」「大木戸」の3区間から成り、水源には、国道20号新宿御苑トンネル内の共同溝に湧出した地下水を利用しています。水路底には、粘土を使用し、自然な流れを再現しました。また、既存の樹木を生かしながら林床には、武蔵野の雑林で生育する草本類を中心に植栽しています。新宿御苑の雄大な自然と四季折々の変化とあわせて散策をお楽しみください。 |
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新宿御苑 大木戸門 |
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新宿御苑 大木戸門 |
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新宿御苑 大木戸門前 内藤新宿開設三百年記念碑
元禄十一年(一六九八)六月、浅草阿部川町の名主・高松喜兵衛(後の喜六)らの願いにより、ここから新宿三丁目交差点付近までの約一qに、新たな宿場として「内藤新宿」が開設された。
この宿場は、享保三年(一七一八)に一旦廃止されたが、五十四年後に再興されて以降、甲州・青梅両街道が交差する、交通の要衝として、また文化と娯楽の町として繁栄をつづけ、平成十年(一九九八)、開設三百年を迎えることとなった。
新都心・新宿の出発点となった内藤新宿の歴史と先人の歩みを記念し、ここに記念碑を建立する。 |
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大木戸門から新宿一丁目交差点で右折、新宿通りへ |