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古都トレド スピーダ・グランハ通り 地方議会堂 
エスカレータを上った左手に地方議会堂があり、直進する。
トレドのあらまし
ローマ時代には一城塞都市だったトレドは、6世紀に西ゴート王国の首都になったことから大きく発展し始める。711年にイスラム教徒によって征服され、レコンキスタの流れの中で1085年カスティーリャ王国のアルフォンソ6世によって再征服される。この間、キリスト教徒、イスラム教徒、1492年に国外追放令が出されるまではユダヤ教徒がこの町で共に暮らしていた。
トレドの文化はキリスト、イスラム、ユダヤの文化を融合させて形作られていった。特に建築物に与えたイスラム文化の影響はたいへん大きい。1561年の遷都から後は、政治・経済の中心はマドリードに移った。しかし、トレドはスペイン・カトリックの首座大司教座として、今も宗教の一大中心地である。力テドラルは首座大司教座としての地位にふさわしい荘厳さと規模を誇り、そのほかにも教会や修道院など宗教関連の施設が数多く残っている。
また、トレドはスペイン絵画の巨匠、エル・グレコEl Grecoが終生愛してやまなかった町としても知られる。中世の面影を残すトレドの町は、細い道が入り組んでいてまるで迷路のよう。画家のエル・グレコが愛した町としても有名だ。 |
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古都トレド 交差点を通り抜け、直進する 
交差点には赤紫の道路案内があり、上が左折するとカテドラルに向かうことを示している。実際には迷路のような小路を南東に行くとカテドラルに着くので、簡単にはいかない。 |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く 
現地ガイドは手慣れた様子で歩くが、どこをどう歩いているのか皆目分からない。 |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く  |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く  |
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古都トレド 歩道は足裏踏み石状態 
ウォーキング用のしっかりした靴を履いているが、結構足裏にこたえる。 |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く  |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く  |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く  |
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古都トレド サント・トメ教会 
やっと目的地の一つであるサント・トメ教会に着く。サント・トメ教会のほぼ東にカテドラルがある。 |
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古都トレド サント・トメ教会 
ムデハル様式の華麗な塔を持ち、エル・グレコの「オルガス伯の埋葬」を所蔵していることで有名な教会。この作品には、サント・トメ教会を再建したオルガス伯の埋葬に、聖アウグスティヌスと聖ステファノが地上に降りてきているという奇跡が描かれている。
画面の上部では、天国でオルガス伯の魂がキリストと聖母マリアに捧げられており、エル・グレコの才能が見事に発揮された最高傑作のひとつといわれている。
撮影は禁じられているが、大きな絵で、一目でエル・グレコ作と分かる特徴的な人物像である。 |
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古都トレド サント・トメ教会前風景  |
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古都トレド サント・トメ教会 
鐘楼にはエル・グレコの「オルガス伯の埋葬」の有名な部分をまとめた絵が掲示されている。 |
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古都トレド コンテ広場に向かう  |
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古都トレド コンテ広場  |
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古都トレド コンテ広場  |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く  |
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古都トレド 迷路のような小路を右に、左に歩く  |