湯島天神 菊花展(表鳥居〜本殿〜梅園)

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湯島天神 表鳥居(銅鳥居) 湯島天神 表鳥居(銅鳥居) 

銅製大鳥居(都指定文化財)
寛文7年(1667)9月創建され、同11年(1671)修理した銘がある。下脚部に唐獅子頭部の装飾は鳥居としては特異なものである。 
湯島天神 湯島天神 

 社殿は平成7年(1995)総檜木造りとして造営された.平成5年(1993)お木曳き(造営の開始)の神事が行われ、遷座祭(完成)まで2年7か月を要した。
 祭神は菅原道真である。伝承によれば文明4年(1355)湯島の郷民が霊夢によって老松の下に勧請したといわれている。太田道灌が社殿を再興し、江戸時代になって、徳川家康はじめ歴代の将軍があつく庇護し隆盛をきわめた。かって、湯島天満宮は”湯島天神”として知られ鳥居前には町もでき人々の往来で賑わった。                              
湯島天神 表参道 菊花展 湯島天神 表参道 菊花展 

普段は土産物を売る屋台が建ち並ぶが、菊花展の会場になっている。日比谷公園や靖国神社と違い、それぞれの菊花が奉納品であり、奉納者の名札が建てられている。
湯島天神 表参道 菊花展 湯島天神 表参道 菊花展 
湯島天神 表参道 菊花展 湯島天神 表参道 菊花展 

奉納品であるから、一つ一つが大きく、華やかである。同じような菊が何鉢も並べられているのに比べ、見ごたえがある。
湯島天神 本殿 湯島天神 本殿 
湯島天神 男坂 湯島天神 男坂 

天神石坂(天神男坂)

三十八段の石段坂である。別名は天神男坂。すぐわきにある、ゆるやかな坂・女坂に対して男坂という。
江戸時代の書物″御府内備考”によると、湯島神社(天神)参拝のための坂であったが、その後、本郷から上野広小路に抜ける通り道になったという。
湯島天神 女坂 湯島天神 女坂 

男坂を上った所の右手に直角に社殿に沿って設けられている。
湯島天神 境内案内図 湯島天神 境内案内図 

中央下の鳥居が表鳥居(銅製鳥居)で、お手洗いの文字の上の階段が男坂、直角に女坂がある。中央に本殿があり、その上には春日通りに出る夫婦坂がある。中央やや左下は天神様なので梅園であるが、絵よりも小さいこじんまりとしたものである。
湯島天神 本殿 菊花展 湯島天神 本殿 菊花展 

本殿も菊花展の会場となり、懸崖が飾られている。
湯島天神 梅園 奇縁氷人石 湯島天神 梅園 奇縁氷人石 

嘉永3年(1850)江戸で初めて建てられたもので、右側面に「たづぬるかた」左側面に「をしふるかた」とある。迷子探しの石で都内でも貴重なものである。
湯島天神 梅園 菅公一千年祭碑 湯島天神 梅園 菅公一千年祭碑 
湯島天神 梅園 泉鏡花 筆塚 湯島天神 梅園 泉鏡花 筆塚 

「婦系図」の作者である泉 鏡花の「筆塚」も昭和十七年に、里見 惇、久保田万太郎、岩田藤七らによって建てられました。
湯島天神 唐門、参集殿 菊花展 湯島天神 唐門、参集殿 菊花展 

唐門を出ると春日通りの湯島天神入口交差点に出る。
湯島天神 参集殿 菊花展(大河ドラマ 篤姫) 湯島天神 参集殿 菊花展(大河ドラマ 篤姫) 

湯島天神の菊花展は、その年の大河ドラマをテーマとした菊人形が飾られる。初めて見たのは平成14年に大江戸線沿線を歩いた時の「利家とまつ」だった。
湯島天神 参集殿 菊花展(大河ドラマ 篤姫) 湯島天神 参集殿 菊花展(大河ドラマ 篤姫) 

篤姫を見ていないのでどういう場面を表現しているのか分からないが、背景は桜島である。
湯島天神 参集殿 菊花展(大河ドラマ 篤姫) 湯島天神 参集殿 菊花展(大河ドラマ 篤姫) 

左の天璋院篤姫は中年太りしており、テレビとは少し違う気もする。
湯島天神 参集殿 菊花展 湯島天神 参集殿 菊花展 
湯島天神 参集殿 菊花展 湯島天神 参集殿 菊花展 
湯島天神 参集殿 菊花展 湯島天神 参集殿 菊花展 

単なる鉢植えの陳列ではなく、絵画的表現で飾られており、狭い境内に所狭しと並べられている。
湯島天神 参集殿 菊花展 湯島天神 参集殿 菊花展 
湯島天神 参集殿 菊花展 湯島天神 参集殿 菊花展 
湯島天神 参集殿と本殿を結ぶ渡り廊下 菊花展 湯島天神 参集殿と本殿を結ぶ渡り廊下 菊花展 

渡り廊下にまで懸崖が飾られており、日常業務に差し支えないのだろうか、と余計な心配もする。

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湯島天神〜上野駅〜合羽橋  湯島天神 菊花展(本殿裏〜夫婦坂)