再開発後の川崎駅、川崎大師の歳末風景
(H18−12−29)

【関連サイト】 川崎宿を歩く(稲毛神社〜旧東海道砂子(いさご)通〜川崎駅)
有名仏閣 川崎大師



LAZONA川崎

今年(平成18年)9月にオープンしたラゾーナ川崎は、川崎駅西口にあった東芝の工場跡地を再開発したもので、駅と2階で直結している。ビックカメラ、丸善、COACHなど多くの店が集まり、隣接するミューザ川崎と組み合わせて西口の発展に寄与するものと期待されている。しかし、ビックカメラは、大規模な宣伝の割には専門性が見えず、例えば、パソコンのハード、ソフトの品数はびっくりするほど少ない、普通の家電量販店である。ルーファ広場には倉庫脇の小部屋風の喫煙室があり、見た目は惨めな風景である。

川崎駅前〜川崎市役所〜宮前町交差点

川崎の東口駅前一帯に広がる地下街アゼリアを使わず、いくつもの信号を渡って市役所通りの東側にある銀座街から、屈指の繁華街である西側の銀柳街に進み、映画館などが建ち並ぶラチッタデッラに向う。年末風景とも言える門松や、正月用の花を売る店がいくつも並ぶ。駅前から川崎市役所を過ぎてからは人通りも少なく、第一京浜と交差する宮前町交差点に着く。交差点角には川崎の惣鎮守である稲毛神社があり、初詣の準備をしている。宮前町交差点の歩道橋には箱根駅伝の観覧禁止の看板が立つ。

富士見公園〜京急川崎大師駅〜川崎大師

テニスコートや、競輪場、競馬場などがある富士見公園の市立体育館脇に、人生劇場や、六甲颪などの作詞で有名な川崎出身の詩人佐藤惣之助の碑がある。藤崎1丁目交差点で富士見通りを左折、京急大師線の川崎大師駅に着き、そこから表参道を歩く。数日後には歩くのではなく、人波に押されて動くと言う感じの表参道も参拝客はまばらである。日本で一、二を争う初詣客を集める川崎大師は、大山門から入り、不動門で出る案内板も設置され、土産物を売る屋台の組み立ても進められている。

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