「都会のオアシス」神宮の森を散策する
(H17−02−12)
(English)
千駄ヶ谷〜鳩森八幡神社〜明治神宮
鳩森八幡神社は、千駄ヶ谷の総鎮守府で、将棋堂や、東京で最も古い富士塚、将棋が上手になるための絵馬など、面白い神社である。
明治神宮は、明治天皇・昭憲皇太后をお祀りし、大正9年に創建された。全国から10万本の献木(365種)があり、人工の鎮守の森として造成された。大鳥居や、地名の由来となった代々木、神橋などもある。
代々木公園は明治の末に出来た代々木練兵場が、終戦後米軍に接収されてワシントンハイツとなり、返還されて東京オリンピックの選手村になって、その後森林公園として整備された歴史を持つ。NHK放送センターは代々木公園に隣接し、その前の渋谷税務署の隣に二・ニ六事件で処刑された将校達の慰霊像がある。
明治神宮外苑は、民間有志により結成された「明治神宮奉賛会」が、広く国民により募った寄付と、全国の青年団による勤労奉仕によって造成され、大正15年(1926年)に明治神宮に奉献された。