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万歩計



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目黒駅〜大圓寺(大黒天)〜蟠龍寺(弁財天)

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東急 目黒線H2010(行人坂 大円寺〜目黒雅叙園〜蟠龍寺)


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JR 山手線 目黒駅 受付風景 JR 山手線 目黒駅 受付風景 

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【撮影記録】
平成23年 10月 15日  強風下での雨、後 曇り
09:30〜12:35 16,200歩(概算 11.3km)

目黒駅を出た時から小雨が降っていたが、強風で傘がさせず、ほとんどの人がそのまま歩いた。しかし、大圓寺から雨は激しくなり、傘に苦労しながら歩かざるを得なかった。雨は大鳥神社を過ぎた所から止んだ。
コース図が分かり難く、目黒不動、妙圓寺で多くの人が右往左往し、池田山公園でもそうだった。係員も多く立っていたが、肝心な所ではいなかった。
目黒駅 目黒アトレ2 目黒駅 目黒アトレ2 

JR目黒駅ではなく、東急目黒線の目黒駅がある目黒アトレ2で受付を済ませた後、行人坂に向う。
目黒 行人坂に向う 目黒 行人坂に向う 

目黒通りの横の道を進み、行人坂へ向かう。小雨がぱらつき、傘を差す人もいるが、多くは強風で差さずに歩く。
目黒 行人坂 目黒 行人坂 

下りる時はともかく、上るのは結構大変な急坂である。幸いにして距離は短い。右のビルはホリプロ本社である。

寛永の頃、出羽(山形県)の湯殿山の行人が、このあたりに大日如来堂を建立し修行を始めました。しだいに多くの行人が集まり住むようになったので、行人坂と呼ばれるようになったといわれています。
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 

寛永元年(1624)、出羽湯殿山の修験僧大海法印による開創。境内には国の重要文化財である本尊釈迦如来立像のほか、明和9年(1772)にここから発した行人坂火事の犠牲者を供養する五百羅漢、江戸城の裏鬼門にあたることから徳川家康をモデルにした大黒天を祀り、山手七福神の一つとして信仰される。
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 

 この寺は「松林山大円寺」といいます。寛永のはじめ、湯殿山の大海法印が寺の前の坂(行人坂)を切りひらき、大日金輪を祀って祈願の道場を開いたのがその始まりと伝えられています。
 本寺には、“生身の釈迦如来”と言われている木造「清涼寺式釈迦如来立像」(国指定文化財)、木造「十一面観音立像」(区指定文化財)、徳川家の繁栄と江戸発展守護のための「三面大黒天像」(山手七福神の一つ)などが安置されています。
 明和9年2月(1722)、本堂から出火、江戸六百余町を焼き、多くの死者を出しましたが、その供養のためにお造られた「釈迦三尊・十六大弟子」、五百羅漢の像等の「大円寺石仏群」(都指定文化財)が建てられています。また阿弥陀堂には「木造阿弥陀三尊像」(区指定文化財)や八百やお七の火事にまつわる西運上人の木像、お七地蔵などが祀られています。
 境内には行人坂敷石造道供養碑」(区指定文化財)、「目黒川架橋供養勢至菩薩心像」(区指定文化財)、西運の墓、などがあります。江戸の面影を残している行人坂の景観や老樹古木のしげる境内は緑の自然と古い歴史が薫る静かな美しい浄域を守っています。
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天)  
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 石仏群 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 石仏群 

 明和九年(一七七二)二月に江戸市街地を焼いた大火があり、火元と見られたのが大円寺であった。大円寺では焼死した人びとを供養ずるために、天明頃(一七八一〜九)境内に五百羅漢像等を建立したと「新編武蔵風土記稿」は記載している。
 しかし、判読できる銘文によると。明和の大火で死亡した者のみの供養ではなさそうであるが、江戸災害史の貴重な記念物であることには変わりない。
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 石仏群 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 石仏群 
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 行人坂敷石造道供養碑(区指定文化財) 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 行人坂敷石造道供養碑(区指定文化財) 

 この供養碑は、高さ164cm。碑の上部に種子(梵字)キリーク.(阿弥陀)サ.(観音)サク.(勢至)が刻まれています。
 下部の碑文によって、この坂を利用する念仏行者たちが悪路に苦しむ人々を救うため、目黒不動尊や浅草観音に参詣し、通りがかりの人々から報謝を受け、これを資金として行人坂に敷石の道を造り、この成就と往来の安全とを供養祈願したことがわかります。
 施主は西運で元禄16年(1703)の紀年があり、江戸と目黒の社寺を結ぶ重要な参詣路であった行人坂開発の歴史を知るうえに貴重な歴史資料です。
目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 行人坂敷石造道供養碑(区指定文化財) 目黒 行人坂 大圓寺(大黒天) 行人坂敷石造道供養碑(区指定文化財) 
目黒 雅叙園 目黒 雅叙園 

アニメ「千と千尋の神隠し」の舞台のモデル、とも言われるほど時代がかった結婚式場である。入口には八百屋お七所縁の井戸があるが、横浜に移築され、無かった時期がある。

ちなみに、アニメ「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルは、台湾の台北にある円山大飯店とも言われている。こちらの方がイメージには合っている。
目黒 雅叙園 「お七の井戸」  目黒 雅叙園 「お七の井戸」 

八百やの娘お七は、恋こがれた寺小姓吉三あいたさに自宅に放火し、鈴ヶ森で火刑にされた。
吉三はお七の火刑後僧侶となり名を西運と改め明王院に入り、目黒不動と浅草観音の間、往復十里の道を念仏を唱えつつ隔夜一万日の行をなし遂げた。明王院という寺院は、現在の目黒雅叙園エントランス付近から庭園にかけ明治13年頃まであった。
この明王院境内の井戸で西運が念仏行に出かける前にお七の菩提を念じながら、水垢離をとったことから「お七の井戸」と言い伝えられている。
目黒 雅叙園 「お七の井戸」  目黒 雅叙園 「お七の井戸」 
目黒 目黒川に架かる太鼓橋 目黒 目黒川に架かる太鼓橋 
目黒 目黒川に架かる太鼓橋 目黒 目黒川に架かる太鼓橋 

太鼓橋は約250年前、大喰上人が造り始め後に、江戸八丁掘の商人達が、資材を出し合って宝暦14年(1764)から6年の歳月を経て完成した。広重はこの太鼓橋を浮世絵に書いており、こうしたアチ形の石橋は江戸の中でも他に例がなく、目黒の欧風文化の第一号とさえいわれたが大正9年9月1日、豪雨により石橋は濁流にのまれ、昭和7年架設された。現在の橋は、目黒川流域の都市整備計画により、平成3年11月に完成した。
突き当りを左折し、山手通りへ出て歩道橋を渡る 突き当りを左折し、山手通りへ出て歩道橋を渡る 
目黒 蟠龍寺(弁財天) 目黒 蟠龍寺(弁財天) 

蟠竜寺は歩道橋を渡り、すこし右に進んだ所にある。

目黒行人坂付近にあった称明院〔慶安元年(1648)開創〕を、増土寺の霊雲上人が浄土宗の戒律を復興するため現在地に移し、宝永6年(1709)「霊雲山称名院蟠龍寺」と改名再建されました。
次いで、寛致6年(1794)律院となりましたが、「不許辛肉酒入山門」の結界石がその名残りを今にとどめています。
本堂には本尊として「木造阿弥陀如来像」(都指定文化財)があり、天明年間(1781〜1788)に東都三番札所となり善光寺式阿弥陀三尊像も祀られています。
「江戸名所図会」にのった境内は、当時の風趣が偲ばれ、元禄11年(1698)建立の地蔵尊があります。また、山手七福神の一つであり、江戸裏鬼門の鎮守として岩窟内に石像弁財天、弁天堂内に木造弁財天(八臂の天女像)が安置されています。さらに境内には、藍蝋の歌碑や下目黒尋常小学校創立之碑などもあります。
目黒 蟠龍寺(弁財天) 目黒 蟠龍寺(弁財天) 

蟠龍寺と弁天様

この寺の創建は宝永6年(一七〇九)。浄土律復興のため、増上寺の高僧・霊雲上人が行人坂下の称明院をここに移し、蟠竜寺と改名された。本尊阿弥陀如来像(都文化財)・善光寺如来像が安置されている。本堂横の祠の中に山手七福神の石仏の弁財天があり、木造の弁財天は、お堂にまつってある。池の奥に「おしろい地蔵」の異名をもつ地蔵がひっそりと立つ。
目黒 蟠龍寺(弁財天) 目黒 蟠龍寺(弁財天) 

慶安元年(1648)開創の称名院が、宝永6年(1709)に行人坂から現在地へ移転し蟠龍寺と改称。江戸名所図会に載る名所で、東都三番札所。江戸城の裏鬼門を守る弁財天として岩窟内に石造弁財天を、弁天堂内に木造弁財天(八腎の天女像)を祀り、山手七福神の一つとされる。境内右奥の「おしろい地蔵」は美人祈願の御利益があると、役者などの信仰を集めた。

雨、風ともに強く、何度拭いてもレンズに水滴が付く。
目黒 蟠龍寺(弁財天)を出て右折、山手通りへ 目黒 蟠龍寺(弁財天)を出て右折、山手通りへ 



 
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