銀座線H1909

【始めに】
平成14年に当時営団と言った銀座線を歩き、ホームページに掲載した。
その後5年経ち、開発中だった汐留シオサイトは完成して偉容を誇り、銀座にはPRADAや、Louis Vuittonなど多くの外資系の店が増え、日本橋も三井グループ復権のシンボルである日本橋三井タワーが建った。秋葉原も単なる電気街ではなく、つくばエクスプレスが開通し、メード喫茶が名物になるなど大きく変貌した。
そのため、平成19年9月に銀座線を歩きなおし、写真も3倍になっただけでなく、多くのリンクをはってガイドブックのような機能も充実させた。

【関連サイト】 東京メトロ(旧営団) 銀座線(平成14年度)
東京の名所 上野界隈
東京の名所 浅草界隈
    有名仏閣 浅草寺・浅草神社



渋谷〜赤坂見附〜新橋

渋谷駅東口から宮益坂を上り、青山学院や国連大学本部、こどもの城、骨董通りをを経て表参道に到る。外苑前駅はラグビーのメッカ秩父宮ラグビー場に近く、少し青山通り(国道246号線)を歩くと遠景に外苑の絵画館を望む有名な銀杏並木がある。青山一丁目から豊川稲荷まで、青山通りの左側は赤坂御用地の石垣が続き、右側には、2.26事件で暗殺された高橋是清の旧邸跡の記念公園がある。豊川稲荷は愛知県の豊川稲荷の分社で、本来は曹洞宗の寺である。豊川稲荷から青山通りは急な下り道となり、赤坂プリンス、ニューオオタニ、などの高層ホテル群が並ぶ赤坂見附に到る。赤坂見附と溜池山王の中間にある日枝神社(日枝山王)は、江戸三大祭の一つで、大鳥居の正面には赤坂通りのTBSビルが見える。境内には国歌「君が代」に詠われる大きなさざれ石があり、「さざれ石の巌となりて」が現物として分る。溜池発祥の碑を見つつ、霞が関ビル、虎ノ門、西新橋と外堀通りを歩き、新橋駅に着く。

新橋〜銀座〜上野

再開発中だった汐留シオサイトは完成し、偉容を誇る。新橋交差点で外堀通りを左折し、第一京浜が改称した中央通りを北上する。銀座六丁目のPRADAを始め、四丁目の和光、御木本パール、三丁目のLouis Vuittonと有名店が建ち並び、京橋の親橋を過ぎると京橋駅である。京橋から八重洲の由来になったヤン ヨーステン像がある八重洲通りを渡り、日本橋の高島屋、COREDO前を進み、日本橋に到る。獅子や麒麟で飾られた日本橋には、橋の由来説明や、東京市道路元標、魚河岸発祥の地碑などがある。日本橋を過ぎると、三越の新館、本館と続く。本館にはライオン像の由来銘板東京都の歴史的建造物のプレートがある。三越の隣には三井本館、日本橋三井タワーがあり、三井グループの日本橋復権のシンボルとなっている。中央通りを更に進むと、つくばエクスプレス開通、ヨドバシカメラ秋葉原店のオープン以後急速に変貌した新しい秋葉原が見えてくる。今までのアキバにはメードの絵が描かれたクッキーの土産が目に付く。30度を超す残暑でさすがに人出は少ないものの、アメ横は賑わっている。アメ横を出ると上野の山で、上野駅不忍口を経て、銀座線上野駅の地下道に着く。

上野〜浅草寺〜浅草

万歩計を腰に、上野から、浅草寺、浅草までウォーキング。浅草通りを東進、下谷神社、稲荷町、かっぱ橋道具街、田原町と進む。そのまま歩いて浅草駅に行くのを止め、寿四丁目交差点で左折、雷門一丁目交差点で右折せずに直進、六区のROXから六区ブロードウエイに入る。大衆演劇の浅草大勝館や、浅草演芸ホールを始め、映画館や多くの飲食店が建ち並ぶ。奥山おまいりみちに入り、木馬亭前を通って浅草寺本堂に出る。そこで少し道を変え、小規模だが人気がある花やしきを見た後、浅草寺に戻る。30度を超す残暑でも参拝客は多く、五重塔、本堂、仲見世、雷門と歩いて浅草駅に向う。仲見世のアーケードの覆いは季節に応じて変化しているのはさすがである。寄席発祥の地である下谷神社の赤い鳥居は大きいが、境内は狭い。日曜日でほとんどの店が閉まっているかっぱ橋道具街など、名所、旧跡、意外なもの、歴史的なものなどを、豊富なコメント付き写真で紹介。

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