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明大八幡山グランド、蘆花恒春園

【関連サイト】   京王 京王線(平成16年)


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甲州街道 上高井戸一丁目交差点で左折、環八通りへ 甲州街道 上高井戸一丁目交差点で左折、環八通りへ 

八幡山駅から甲州街道に戻り、少し歩くと交差点に架かる高井戸陸橋が見える。
ここから蘆花恒春園まで南に約1kmである。
環八通り 京王線ガード下を進む 環八通り 京王線ガード下を進む 

左手すぐに八幡山駅がある。
環八通り 八幡山三丁目歩道橋 環八通り 八幡山三丁目歩道橋 

環八通りは片道3車線の大きな道路である。
環八通り 芦花公園前歩道橋で左折 環八通り 芦花公園前歩道橋で左折 

右手には蘆花恒春園の木立が見えるが、左折して明大八幡山グランドに向かう。グランドへの案内板は無いが、蘆花恒春園の反対側の住宅街を歩いてすぐにグランドが見える。
明治大学 八幡山グランド 明治大学 八幡山グランド 

10年ほど前は明治のラグビーは早稲田と覇権を争い、早明戦前は練習風景の放映が繰り返された。その後早稲田の隆盛に反比例した明治の凋落は甚だしく、昨年(平成20年)は大学選手権にすら出場できない低迷ぶりで、練習風景の放映は皆無である。
環八通り 芦花公園前歩道橋を渡り、蘆花恒春園へ 環八通り 芦花公園前歩道橋を渡り、蘆花恒春園へ  
蘆花恒春園 案内図 蘆花恒春園 案内図 

現在地は右下角で、画面下に環八通りがあり、右が北である。右上が徳富蘆花の住居であった恒春園である。

この案内図を見た時の第一印象はゴルフ場である。特に恒春園以外の左部分はコースそのものである。
蘆花恒春園 蘆花恒春園 
蘆花恒春園 ドッグラン 蘆花恒春園 ドッグラン 

5年前に訪れた時は公園の芝生部分を大型犬が疾駆し、大人でさえ危険を感じ、怒りを覚えた。今は事前に管理事務所に申請したうえで、この場所でしか犬を放し飼いに出来ないようになっている。いわゆる「愛犬家」の傍若無人振りが少しは改善された好例である。
蘆花恒春園 蘆花恒春園 
蘆花恒春園 蘆花恒春園 
蘆花恒春園 蘆花恒春園 
蘆花恒春園 蘆花恒春園 

蘆花、徳富健次郎がこの武蔵野の粕谷の里に移り住んだのは明治四十年二月二十七日、彼が四十歳の春であった。以後彼は、雑木林にかこまれた自然の中で田園生活を楽しみ、数々の名著を残し、昭和二年九月十八日療養先の伊香保の地で、永遠の眠りについた。蘆花の遺骸は、邸前の櫟林内に埋葬され、昭和十二年六月十四日愛子夫人より遣邸のすベてが当時の東京市に公園として寄贈された。市は文豪の生活を偲ぶ記念の地として、蘆花恒春園と名付け一般に公関してきた。昭和六十一年三月十日邸地を当時の姿に復元、保存し永久に子孫に伝えていくために、東京都指定史跡として指定され、現在に至っている。
蘆花恒春園 梅花書屋 蘆花恒春園 梅花書屋 

 この建物は、蘆花が一九〇九年(明治四十二年)三月に松沢町北沢(現世田谷区)に売家があるとの情報で早速見に行って手付を渡し、四月二十日に建前を行い、五月三十日に全部終了した。
 母屋との間は、踏石を渡って往復した。梅花書屋の名称は、この家に掲げられてある薩摩の書家鮫島白鶴翁(西郷隆盛の書道の師)の筆になる横額によるものであり、この額は蘆花の父徳富一敬から譲られたものである。
 梅花書屋の命名以前には、単に「書屋」、後には「表書院」とよばれた。
 現在ある梅花書屋、秋水書院、母屋をつないでいる廊下は秋水書院完成後につくられたものである。
蘆花恒春園 梅花書屋 蘆花恒春園 梅花書屋 
蘆花恒春園 梅花書屋 蘆花恒春園 茅屋 

僕の家は出来てまだ十年位比較的新しいものだが、普請はお話にならぬ。其筈さ、先の家主なる者は素性知れぬ 捨子で、赤子の時村に拾われ、三つの時に人に貰はれ、二十いくつの時養家から建てゝ貰った家だもの、そのあとは近在の大工の妾が五年ばかり住んで居た。
(以下略)
蘆花恒春園 梅花書屋 蘆花恒春園 茅屋 
蘆花恒春園 蘆花夫妻墓所 蘆花恒春園 蘆花夫妻墓所 

右に蘆花、左に妻の愛子の墓誌が立てられている。 
蘆花恒春園 蘆花夫妻墓所 蘆花恒春園 蘆花夫妻墓所 

関係は分からないが、右手に墓地がある。
蘆花恒春園 蘆花恒春園 
蘆花恒春園 蘆花恒春園 



 
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