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掲示板(一言どうぞ) |
中央棟沿いに庭園を歩き、水の前庭に向かう。水の前庭は、中央棟に対して左右2ヶ所の長方形の泉水で構成され、周囲にブロンズ像が置かれている。ルノートルは建物のすぐそばに、階上からも眺められる「水の前庭」をつくり、これによって宮殿の建物を引き立たせようとした。 水の庭園の先には金色の様々な像が飾られたラトナの泉水があり、その奥にはアポロンの泉水、十字型の大運河が見える。これらは中央棟と直角に交差する形になっている。ヴェルサイユ宮殿自体も大きな建物であるが、庭園部分はそれを遥かに凌ぐ広大なエリアである。様々な金色の像が並べられているが、カエルが圧倒的に多い。リュキアの村人たちにバ力にされたアポロンの母親ラトナはゼウスに彼らへの復讐を頼み、村人たちをカエルに変えてしまった。広大な庭園を巡ることは時間的に無理なので、駐車場からバスに乗り、大トリアノン宮殿に向かう。 トリアノン宮殿 大トリアノン宮殿(グラン・トリアノン) 宮殿 降り出した雨の中、大トリアノン宮殿の外門から内門に向かう。大トリアノン宮殿は1668年、ルイ14世がトリアノンの村を購入してヴェルサイユの領地に併合し、この村の建物を取り壊し、1670年に館を建てた。 左翼から入り、皇后の私室は以前はナポレオンの母君の私室だったが、後にルイ・フィリップの居室の一部となった。鏡の間、皇后の寝室、領主達の控えの間と過ぎて柱廊に至る。柱廊の左は円柱で、右は装飾付きの角柱であり、その違いの美しさと風の流れを良くする目的があったとのことである。右翼に進み、円形の間、皇帝の家族の間、ルイ15世の遊戯の間、ルイ・フィリップ王の家族の間と進む。孔雀石の間には、ロシア皇帝アレクサンドル一世がナポレオンに贈ったウラル地方の孔雀石で作られた家具一式が置かれている。 トリアノン宮殿 大トリアノン宮殿(グラン・トリアノン) 庭園 柱廊の円柱から出ると庭園で、藤色花が咲き乱れる花壇である。花壇から見た宮殿は中央が柱廊で、右手が大トリアノン宮殿の左翼、左手が右翼である。庭園の右手に進むと、ヴェルサイユ宮殿の大運河の十字架の右翼に相当する船着き場に着く。ヴェルサイユ宮殿の庭園は非常に広大であり、大運河が大トリアノン宮殿の船着き場とはすぐには思いつかず、地図で確認するほどである。庭園を東進し、宮殿右翼を回り込むと小トリアノン宮殿入口に至る。
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