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トリアノン宮殿 小トリアノン(プチ・トリアノン)〜マリーアントワネットの村里

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トリアノン宮殿 小トリアノン(プチ・トリアノン)

 小トリアノン宮殿はルイ15世とポンパドゥール侯爵夫人の私的な使用を目的に建てられたが、ルイ16世から贈られた王妃マリー=アントワネットは、庭園の大部分を英国式庭園に改造し、村里や製造所を付け加えた。庭園を東進、狩りの時の休息用の館、小トリアノン宮殿を過ぎ、王妃の劇場を見物する。マリー・アントワネットは、演劇に凝っており、自分の劇団を組織して、女官達を団員として、定期的に公演を行っていた。マリー・アントワネットの肖像画が飾られた小トリアノン宮殿を見物し、庭園を北東に進み、マリーアントワネットの村里へ向かう。

トリアノン宮殿 マリーアントワネットの村里〜小トリアノン(プチ・トリアノン)

 小トリアノン宮殿の庭園を北東に進み、マリーアントワネットの村里へ歩く。しばらく行くと池の半周を使って様々な建物が建つマリーアントワネットの村里に着く。まず特徴的な形のマルボローの塔(釣り場の搭)を過ぎ、工事中の王妃の家を経て水車小屋に至る。小トリアノンの庭園に戻り、愛の殿堂に立ち寄る。夫に公務がない午後、小トリアノンまで妻に会いに来るルイ16世を、庭園の一角に建てさせた『愛の殿堂』で、出迎えるのがしきたりであった。小トリアノン宮殿内を通って出口に向かい、黄葉の並木道を歩いて外門へ行き、バスでヴェルサイユ宮殿近くのホテルに戻る。



 
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