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ローマ散策H240329
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フィレンツェ〜ローマ市内〜コロッセオ
フィレンツェから高速道路に入り、約4時間後にローマ市内のピザ店で昼食を取る。9人に3種類のピザだが、1枚が日本のLLサイズの2回りも3回りも大きく、イタリアらしく大きさもバラバラである。その後バスでサン・ピエトロ大聖堂に向かう。
サン・ピエトロ大聖堂を見物(別ページにまとめた)した後、コロッセオに向かう。スケジュールの都合でベネティア広場のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂、フォロ・ロマーノ、コロッセオをバスの車中から見物後、フォロ・ロマーノの外れのコンスタンティヌスの凱旋門を10分間下車して見物する。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世は明治4年(1871年)にイタリアを再統一した国王であり、フォロ・ロマーノは古代ローマ帝国の政治経済の中心地であった。フォロ・ロマーノ、コロッセオがほとんど見れてないのが残念である。
サン・ピエトロ大聖堂散策
サン・ピエトロ広場手前にバスは停められ、そこから歩く。サン・ピエトロ大聖堂に近づくに連れ、その壮麗にして巨大さに驚かされる。サン・ピエトロ大聖堂は大聖堂を中心に、左右の巨大な柱廊が両手で参拝者を抱え込むような構造になっている。翌週の復活祭での教皇によるミサの準備が進められており、観光客だけでなく、春休みの欧州各国の小中高生の修学旅行生も多い。右の柱廊に沿って歩き、オベリスクや、スイス人衛兵、噴水、聖パウロ像と経て、大聖堂の中央の扉や聖年の扉に至る。
サン・ピエトロ大聖堂の内部は様々な絵画や像などが飾られ、カトリック教徒でもない門外漢にはピエタ像など、ごく限られてものしか分からない。聖堂に入ってすぐに閉鎖された聖年の扉の内側があり、右側廊のミケランジェロ作のピエタ像を見た後、中央身廊を進む。聖ペテロが殉教によって信仰を証した所であるコンフェッシオと教皇祭壇、壮麗な絵画が描かれたドーム、X字型の十字架で処刑され、その象徴となっている聖アンデレ像、ペテロの椅子の祭壇などを見物し、大聖堂を後にする。
大聖堂を出て右の柱廊に沿って歩き、スイス衛兵の前を通り、復活祭でのミサの椅子が整然と並べられているサン・ピエトロ広場の聖ペテロ像、噴水と進み、ヴァチカン市国との国境にもなっているピオ12世広場からバスに乗る。
トレビの泉〜スペイン広場〜夜のローマ市内
トレビの泉があるポーリ宮殿の手前でバスを降り、歩く。トレビの泉は中央に水を司るネプチューン、左に豊穣の女神ケレース、右に健康の女神サルースが立つが、この前に来るまでが大変で、泉の前に座り込んでいる人も多い。投げるコインの数によって叶う願いが異なり、3枚ならキリスト教では禁じられている離婚もできる。スペイン大使館があることから名付けられたスペイン広場は、トリニタ・デイ・モンティ教会までのスペイン階段が有名であるが、オードリー・ヘップバーンのローマの休日のようにジェラードを食べることは階段を汚し、転倒する事故が相次ぎ、禁止されている。
レププリカ広場(共和国広場)には ローマ皇帝ディオクレティアヌスが306年に建設した公衆浴場を、ミケランジェロが翼廊部分としたサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会があり、中央には妖精が戯れるナイアディの噴水がある。。ルイージ・エイナウディ通りを歩き、ローマ国立博物館新館のマッシモ宮、五百人広場を経て大きなターミナルであるテルミニ駅に着く。レストランで夕食をとった後、ライトアップされたベネティア広場を歩いてホテルへのバスに向かう。
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