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大分散策H300920(宇佐神宮〜別府地獄めぐり)

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  宇佐駅〜宇佐神宮

 誤算は小倉では普通の雨が宇佐では篠突く雨となり、重いスポーツバッグを担ぎながらの歩行は困難で、予約済みの別府地獄めぐりのスケジュールの関係で途中で断念せざるを得なかった。立派な表参道で、雨は激しいが、晴れていれば歩きやすい。表参道の右側は仲見世で土産物店が並ぶが、普通は荷物預かりの声が掛かるのに店員もただ見ているだけである。激しい雨の中、重いスポーツバックを抱えて難儀をしているのが明白なのに、である。表参道を直進し、機関車の実物展示がなされている鳥居から宇佐神宮御由緒 、宇佐八幡神輿 東大寺法神幸記念碑、神武天皇聖蹟菟狭顕彰碑と続いて右折、寄藻川に架かる神橋を渡る。雨は激しく、表参道入口から宇佐神宮本殿までの半分も来ていないことから、予約済みの別府地獄めぐりの観光バス時間との関係から大鳥居で参拝を諦めた。仲見世に出て、店員にタクシー乗り場を尋ねたところ、呼ぶ必要があるとのことで手配してくれた。宇佐駅で1時間に1本の特急で別府に向かった。

  別府地獄めぐり

 別府駅のコインロッカーにスポーツバッグを預けて地獄めぐり観光バスの始発である北浜バスセンターに向かった。雨が激しいので近くまでバスで行くことにした。角をはやした観光バスに乗り、鉄輪地区の5ヶ所の地獄巡りを経て、柴石地区の2ヶ所を巡る。最初の海地獄は最大の地獄で、大鬼蓮池はシーズンになると子供が乗れるほど大きな蓮、と言われても小さな蓮がまばらにあるのではイメージがわかない。硫酸鉄によってコバルトブルーの一見涼しげな色をしているが、その温度は98度で、泉脈までの深さは200mにも達する。

 海地獄から歩いて次の鬼石坊主地獄に向かう。雨は普通の降り方に変わる。鬼石坊主地獄は、熱泥がそこかしこで吹き上げ、坊主(僧侶)の頭のように膨れることからこのように呼ばれる。坊主とは言い得て妙で、灰色の熱泥から次々に頭頂部が出てくるのは面白い。丘を下りかまど地獄に向かう。かまど地獄は、竃門八幡宮(かまどはちまんぐう)の大祭でここの噴気を使って神前に供える御飯を炊くことからこの名が付いた。他の地獄をダイジェストにして集めたような雰囲気で、それぞれ「地獄の一丁目」から「六丁目」と名付けられている。6種類の色々な地獄があり、ここを見れば規模は小さいが、他の地獄に行かなくても良いような気もする。四丁目と六丁目では地獄のガイドがタバコの煙を吹き付けると湯気が見える、という実演を行っている。

 雨天のせいもあって湯気がもうもうと立つ鬼山地獄は、マレーシアのサラワク州から移築された建物がワニ博物館で、隣接してワニ園がある。鉄輪温泉開祖 一遍上人像がある白池地獄は熱帯魚感がある。いずれも他の3地獄に比べ地獄としての魅力が乏しく、併設館で補っている感じが強い。白池地獄からバスに乗り柴石地区に向かって血の池地獄に入る。この地獄も単に赤色の池というだけで、隣接する間欠泉の龍巻地獄の噴出時間待ちの場所である。龍巻地獄は数段のベンチが設けられ、観光客は唐突に噴出する間欠泉を待つ。本来は50mの高さまで噴出するそうだが、観光客の安全を考え、高さ10mの石の枠内の噴出で抑えられている。そのためか、噴出してすぐに中国人観光客グループが席を離れてしまった。






 
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