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KSN 指とま)駒場公園 旧前田侯爵邸見物R020206

【地図の見方】


(1)左下の+、ーで地図は拡大、縮小
(2)マウスを押しながら動かすと、地図の表示範囲が変化
(3)地図システムの制約で歩いたコースと異なる所があります





地図上の歩行距離 0.8km(システムの機能上、実際のルートと違う場所があります)
Nkm/Mkm N:区間距離、M:起点からの累積距離

経路 A:井の頭線 駒場東大前駅〜駒場通り〜B:駒場公園(0.8km)

【関連サイト】     

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 駒場東大前駅〜駒場公園 旧前田侯爵邸〜駒場東大前駅

 今年一番の寒さで快晴ではあるが強い北風が吹く中、井の頭線の線路沿いに坂を上り、西進し丁字路で右折、駒場通りへ入る。駒場通りの住宅街を北上 駒場公園への道案内に従い左折、駒場公園の入口と東門を通り抜ける。

 関東大震災後に本郷の本邸と東京帝大の農学部敷地とを等価交換して得た駒場の地に、加賀百万石の第16代前田利為侯が日常生活の場として昭和4年に洋館を、昭和5年に私設迎賓館として和館を建設した。イベントや井の頭線沿線を歩いた時に駒場公園には来ているが、いつも洋館のみを訪れ、和館があることも知らなかったし、洋館も見物できるとは思わなかった。薬医門を通り和館玄関で靴を脱いで続き間に進み、ボランティアのガイドとともに池泉回遊庭園や、続き間の御客間や御次之間の床の間、違い棚、欄間などを見物する。普段は非公開だが、イベント幹事の取り計らいで特別に2階の御居間や茶室、日本画の大家である橋本雅邦の杉戸絵、欧米の貴賓用に設けられた中2階の便所や浴室などを見物する。駒場公園内の遊歩道を西進し、洋館に向かう。

 別ページにまとめた洋館を見物後、洋館の北側沿いの遊歩道を東進、宝珠が2階の屋根に載った和館を過ぎ、東門から駒場公園を出て右折、駒場通りを南下して築きあたりを左折、坂を下って駒場東大前駅に至る。

 駒場公園 旧前田侯爵邸(洋館)

 洋館は玄関脇に置かれたビニール袋に靴を入れ、持ち歩いて見物する。玄関ホールの右手にサロンがあり、そこでボランティアのガイドにあって洋館の歴史を聞いてから見物が始まる。前田利為侯の日常生活の場として使用され、来客接待の空間、侯爵家家族の場、女中や使用人の居住区と3階層で内装、設備などが歴然と区分けされており、戦前の華族といった上流社会の生活を窺うことが出来る。2階への階段前の階段広場から洋館の南側に面している小客室、大客室と巡る。洋館の東南角に位置する大客室から東側の最大で26人のディナーが可能であった大食堂、家族用の小食堂と見物して2階階段前に至る。厨房は地下1階で、料理は小食堂の壁際に設けられた小型エレベーターで運ばれた。

 階段を上った正面が夫人室で、右手に長女居室がある。2部屋ある長女の居室は第一客用寝室として計画されたが、長女の居室として使われた。因みに長女は姫路藩の酒井伯爵当主と結婚した酒井美意子で、昭和30年代にマナー、エチケットなどの評論家として活躍した。2階の西南角にある前田利為侯の書斎は邸内で最も重厚な雰囲気の部屋で、当時数少ない電話が設置されていた。続く次女の居室は、書斎の附属室(図書室)として計画された部屋である。菊子夫人の居間はカーテンや絨毯は紫色で、壁紙も華やかなダマスクの大柄を用い、邸内でもっとも華麗な部屋であったという。侯爵夫妻の寝室は、壁紙は金銀の色彩で枕元の壁龕には前田家当主の守り刀が置かれていた。浴室の手前が洗面室、奥がバスタブと洋式トイレを備え、地下1階のボイラー室からお湯を供給することが出来、スチーム暖房も完備されていた。三女居室は、菊子夫人のための化粧室で、広い押入が2つ付属していた。

 洋館は前田侯爵家の日常生活の場として使用され、来客接待の空間、侯爵家家族の場、女中や使用人の居住区と3階層で内装、設備などが歴然と区分けされており、戦前の華族といった上流社会の生活を窺うことが出来る。ガイドによると洋館に勤めていた料理人が戦後一般公開された時に訪れ、初めて洋館の全容を知った、と語ったそうである。加賀百万石の華族である前田家では階級制度が厳しく、厨房と使用人室とを往復する毎日だったとのことである。女中溜は奥女中が、裁縫ややお茶を整えたり、樣々な準備を行うための部屋で、「お溜り」と呼ばれていた。展示室、洋館棟札、女中室、会議室、従者室、図書室と巡り、出発点の長女の居室に至る。








 
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