上野東照宮

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上野公園 上野東照宮 上野公園 上野東照宮 

上野東照宮は、上野動物園の南側で、公園の西側に位置している。
上野公園 上野東照宮 上野公園 上野東照宮 
上野公園 上野東照宮 上野公園 上野東照宮 

普段は何もない参道には花見客相手の屋台が軒を連ねている。屋台の数も多く、扱う食べ物の種類も多いが、全体を取り仕切る組織があるようで、中年男性の係員が注文を受けたり、片付けをしている。
値段はあきれるほど高く、缶ビールや缶チュウハイ、ジュースを始め、食べ物も全て500円均一である。
参道のため、場所もないこともあるが、宴会ではなく、軽く一杯、という雰囲気である。
上野公園 上野東照宮 寛永寺の五重塔 上野公園 上野東照宮 寛永寺の五重塔 

屋台の隙間から満開の桜に覆われた寛永寺の五重塔が見える。
上野公園 上野東照宮 上野公園 上野東照宮 

祭神 徳川家康、吉宗、慶喜

 元和二年二月見舞いのため駿府城に籐堂高虎と天海僧正は危篤の家康公の病床に招かれ三人一緒に末永く魂鎮めるところを造って欲しいと遺言された。そこで高虎の屋敷地であるこの上野の山に寛永四年(一六二七年)に本宮を造営した。
 その後将軍家光はこの建物に満足出来ず、慶安四年現在の社殿を造営替えし、江戸の象徴とした。
上野公園 上野東照宮 寛永寺の五重塔 上野公園 上野東照宮 寛永寺の五重塔 

五重塔も桜に覆われてうっすらとしか見えない。
上野公園 上野東照宮 銅燈籠 上野公園 上野東照宮 銅燈籠 
上野公園 上野東照宮 銅燈籠 上野公園 上野東照宮 銅燈籠 

東照宮社殿唐門前と参道に、五十基の銅燈籠が並んでいる。燈籠は神事・法会を執行する時の浄火を目的とするもの。
照明用具てはない浄火は神事・仏事に使う清めた火。燈籠は上部から、宝珠・笠・火袋・中台・竿・基壇で構成されている。火袋は、八角・六角・四角などの形式に分かれ、各面には火口・円窓という窓を設けている。火袋下部の長い部分を竿といい、ここに銘文を刻むことが多い。
上野公園 上野東照宮 銅燈籠 上野公園 上野東照宮 銅燈籠 
上野公園 上野東照宮 唐門 上野公園 上野東照宮 唐門 

日本には一っしかない金箔の唐門である。
 扉には梅に亀甲の透彫、門柱には左甚五郎作昇竜(右)降竜の高彫、門の側面左右上部の松竹梅に錦鶏鳥の透彫など非常に精巧を極めたものである。
上野公園 上野東照宮 唐門 上野公園 上野東照宮 唐門 
上野公園 上野東照宮 寛永寺の五重塔 上野公園 上野東照宮 寛永寺の五重塔 
上野公園 上野東照宮 上野公園 上野東照宮 

狭い境内を出ると、扉越しに俗世間の桜並木と屋台が押し寄せる、という感じである。

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