(From H14-10-28)
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新春の千駄木、谷中、根津、湯島散策H220106
白山ー千駄木ー団子坂
旧白山通り白山下交差点の東側のマンション脇にある細道を進むと、八百屋お七の墓がある円乗寺がある。道沿いに八百屋於七地蔵尊があり、狭い参道の奥に八百屋お七の墓と、供養塔がある。
白山下交差点に戻り、旧白山通りの薬師坂を上り、文京区のBーグルバスの#12 白山駅バス停の直ぐ先の中華料理店手前で左折、白山通りに向かう。白山神社は6月頃境内を彩るあじさいが有名で、天暦年問(947〜57)に加賀一宮白山神社を現在の文京区本郷に勧請したのが始まりとされる。
白山上交差点で右折して大観音通りへ入り東進、駒込大観音がある光源寺、団子坂上の改修のため閉館中の森鴎外の観潮楼跡を過ぎ、団子坂を下りて団子坂下交差点で左折、不忍通りへ入る。
団子坂ー谷中銀座ー団子坂
不忍通りを北上、NTT脇で右折、突き当りで左折すると谷中よみせ通りの入口で、更に北上すると途中に谷中銀座のアーチがあり右折する。谷中銀座は谷根千の中でも人気スポットで、平日にもかかわらず、谷中案内のビラを持った中高年女性の集団が人気の谷中メンチの店などに長い列をなす。
谷中銀座の先にはNHKの朝の連続ドラマで脚光を浴びた夕やけだんだんがあり、上った所が御殿坂でJR日暮里駅に向かう。 夕やけだんだんの少し先の御殿坂には、山門に彰義隊討伐で官軍により撃たれた銃弾痕が残る経王寺がある。
御殿坂の経王寺前の細道が諏訪台通り(初音のみち)で、一方通行の狭い道を南下すると修復工事中の朝倉彫塑館があり、両脇に寺院が並ぶ寺町を進み、中華料理店脇で右折、団子坂通りへ進む。左折すると谷中霊園入口を経て言問通りに向かう。
団子坂通りは通称で、都道白山神田線(452号)であり、団子坂下交差点を経て、大観音通りとなって白山上交差点に至る。団子坂通りの両脇は仮名垣魯文の墓がある永久寺など、有名人の墓所が並ぶ寺町である。三崎(さんさき)坂を下り、団子坂下交差点で左折、不忍通りに出る。
根津ー不忍池ー湯島
団子坂下交差点から不忍通りを南下、根津神社入口交差点で右折し、一方通行の狭い道を進むと根津神社である。根津神社は、日本武尊が千駄木の地に創建したと伝えられている。現在地は江戸時代、甲府宰相・松平綱重の山手屋敷跡であり、のちに六代将軍となる徳川家宣の誕生の地であった。改修が終わり、くすんだ朱色の社殿、楼門などがきれいである。
不忍通りに戻り、根津一丁目交差点で言問通りを渡り、池之端二丁目交差点に至る。不忍通りを下り、上野動物園の池之端門を過ぎて不忍池に入る。>鴨やゆりかもめなどの鳥が群れる遊歩道を歩き、枯果てた蓮池が侘しさを誘う。弁天堂は谷中七福神の一つで賑わい、裸木となった桜並木の遊歩道を戻って、池之端一丁目交差点から昌平橋通りに出る。
昌平橋通りを南下、天神下交差点で右折、春日通りへ入り、夫婦坂の階段を上って湯島天神の本殿裏に出る。破魔矢、お守り授与所も他の神社と違い、学業成就・合格祈願のお守りや絵馬が中心である。絵馬の山を見つつ、本殿に向かうが、中高校生グループの参拝が続く。急坂の男坂の鳥居の手前には講談高座発祥の地碑がある。狭い参道には露店が建ち並び、銅鳥居から出て湯島中坂を下り、千代田線 湯島駅に至る。
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