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サクラダ・ファミリア見物(尖塔内、聖堂)
サクラダ・ファミリア見物(聖堂)
サクラダ・ファミリアの生誕のファザード(東ファザード)前の公園は小公園であるが、全景がよく見えることから次から次と団体客が訪れ、限られた撮影スポットは大混雑である。キリストの生誕や受胎告知、聖母マリアの戴冠などの場面が描かれている生誕のファザードから聖堂に入ると、美しいステンドグラスや、列柱の身廊・内陣に目を奪われ、受難のファザード(西ファザード)に出る。
受難のファザード(西ファザード)の雰囲気は生誕のファザード(東ファザード)と趣が全く違い、中世教会のような荘厳美に溢れた彫刻群の生誕のファザード(東ファザード)に比べ、彫刻の数も少なく現代美術館の入口のようである。磔刑のイエスを始め、ローマ兵などは荒削りの角ばった肉体で表現されており、写実的ではなく、教会の彫刻、という感じではない。所定の時刻が来たので生誕のファザード(東ファザード)に戻り、塔に上るためのエレベータ乗り場に向かう。塔を降りてくると、聖堂側からは一見立入禁止の鉄柵の一室から出てくることになる。
サクラダ・ファミリア見物(尖塔内)
塔内見物のエレベータから降りると眼下に生誕のファザード(東ファザード)前の公園が見え、建設中の栄光のファザード(南ファザード)や、バルセロナ市街を見つつ連絡路を通り隣の塔へ向かう。尖塔内の螺旋階段は急で人一人がやっとと狭く、高所恐怖症でなくとも下るのは恐怖感を感じる。物を落としたらどこまで落ちていくのか、とさえ思う。バルセロナ市街や、建設中の栄光のファザード(南ファザード)、生誕のファザード(東ファザード)前の公園を眺めながら螺旋階段を降り、鉄扉を開けると聖堂へ出る。
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