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晩秋の高尾山散策
(稲荷山コース〜一丁平〜表参道(1号路)コース)H241119
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高尾山口駅〜稲荷山コース〜一丁平
高尾山口駅前から側道のもみじ通りを進み、ケーブルカーの清滝駅左横の小道を進むと稲荷山コースの登山口である。狭く急な道を上るが、一昨日に降った雨のせいか、泥濘んでいる所があり、歩きにくい。小社の旭稲荷を過ぎ、木々の間にぼんやりと高尾山口駅が遠望され、全行程3.1kmのうち0.2kmの標識に着く。曲がりくねった木の根や岩の急坂が続き、やっとなだらかな尾根の下り道になると木々の間に圏央道高尾山インターが見え、やがて0.8kmの標識に至る。
曲がりくねった木の根はあるが、歩きやすくなると1.0km標識で、平坦な尾根道を歩き分岐路で「あずまや」の標識がある右に進む。稲荷山コースで唯一眺望が開けるあずま屋からの八王子風景は、曇り空のため期待するほどでない。尾根の並木道を進み、1.8km標識の先で階段の急坂を上リ、2.5km標識を過ぎると黄葉、紅葉の並木道が見え出し、2.8km標識に至る。
5号路分岐点で左折して5号路へ進み、陣馬山コースとの分岐点で左折して階段を上り、紅葉台の茶店前を通ると広場にはやや時期遅れではあるが、きれいに紅葉したもみじがある。陣馬山コースで時折ある紅葉したもみじを見つつ、ススキ野の長い坂道を下リ、また坂を上ると一丁平で、広場には木製の長机や椅子が何組も設けられており、休憩したり昼食を取るグループが多い。
一丁平〜高尾山 薬王院〜高尾山口駅
陣馬山コースを戻り、大垂水峠への分岐点を通過し、もみじ台への急で長い坂道となる階段前で右の側道に進む。倒木が道を遮断する細い尾根道を歩いて迂回し、紅葉台茶店の下に出る。5号路分岐点で階段を上ると観光客で賑わう高尾山頂である。残念ながら厚い雲で高尾山頂からの眺望は良くない。
高尾山頂から表参道(1号路)の坂を下リ、奥之院の不動堂を参拝後に階段を下り、本社(飯縄権現堂)へ向かう。さらに本社から階段を下ると本堂で、朱塗りの仁王門から出て階段を下ると御守授与所や大小天狗像などがある。山門(四天王門)を出て表参道を歩くが、長く美しい杉木立には天狗の腰掛け杉などがあり、その先には多くの句碑が並んでいる。百八の石の階段を下り、右に神変堂がある浄心門を出る。
表参道(1号路)を歩き、たこ杉(蛸杉)、高尾山猿園・野草園、十一丁目茶屋と経て、ケーブルカー高尾山駅の駅前広場に着く。ケーブルカーは一目で乗車待ちの人々で長蛇の列になっており、リストでの下山とした。しかし、エコーリフト山上駅では、40分後乗車分の整理券を配布中で、歩いての下山とした。舗装された坂道を下るが、だんだん坂が急になリ、コーナーを曲がる時も急角度で、崖下を見ると上下の道の高度差が激しいのに驚かされる。麓近くではゆるやかな道となリ、清滝駅前のもみじ広場から小川沿いにもみじ通りを進み、高尾山口駅に着く。
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