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九品仏(浄真寺) 境内 紅葉、黄葉が美しい参道 |
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九品仏(浄真寺) 境内 工事中の本堂
本尊に珂碩上人御自作の釈迦牟尼如来(文化財)を安置し、当山第二世珂億上人代、元禄11年(1698年)三仏堂ともども上棟した。世に珂億造りと称せられ、雄大壮重なる葺ぶきの大殿である。近時、往昔の面影そのままの銅板葺に大修築を完了した。
本堂はまた「龍護殿」ともいわれ、浄土(彼岸)を表象する三仏堂に対比し、西面して穢土(此岸)をあらわす。当山独特の行事である「来迎会」は、この本堂(此岸)と三仏堂中央の上品堂(彼岸)とのあいだに橋をかけ、阿弥陀仏と二十五菩薩が、来迎・往生・還来と3回橋を行道するものである。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 木々の奥に見える三仏堂
九品仏の名前の由来となった仏堂で、左から下品堂、上品堂、中品堂である。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 都天然記念物 九品仏のイチョウ |
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九品仏(浄真寺) 境内 都天然記念物 九品仏のイチョウ |
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九品仏(浄真寺) 境内 工事中の本堂 |
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九品仏(浄真寺) 境内 工事中の本堂 |
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九品仏(浄真寺) 境内 本堂 来迎会(おめんかぶり)
当山には、ひろく「おめんかぶり」の名で親しまれる行事がある。これは三年ごとに奉修される阿弥陀如来二十五菩薩「来迎会」のことで、無形文化財に指定されている。念仏行者が臨終の夕べに、阿弥陀さまが二十五の菩薩さまをしたがえて西方浄土よりご来迎になるという、浄土の教えを行事にしたもので、その日は三仏堂から本堂への懸橋を信者の方々が菩薩のお面をかぶって行道する尊くもまた厳粛な儀式である。
このおめんかぶりは、三年に一度の行事であり、8月16日の午前11時・午後5時の1日2回おっとめする。
関東においては、当山のみの行事であり、ぜひ一度御結縁あらんことをおすすめする。 χ
なお、毎年8月16日当山の法宝物を一般公開しているので御来観ください。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂
九品仏の名前の由来となった仏堂で、左から下品堂、上品堂、中品堂である。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂(上品堂) |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂(上品堂) 上品上生 |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂(上品堂) 九品仏と三仏堂
珂碵上人(1617〜94年)は、念仏行者として一代の高僧であるとともに、また非常に彫刻に秀でられ、その彫刻された仏像も多数におよんだ。なかでも、18歳で発願、51歳のとき完成した九躰の阿弥陀如来像(九品仏)は上人畢生の結晶といわれる代表作で、永代衆生化益の尊い御仏像である。九躰とも文化財の指定をうけ、上品堂(中央)・中品堂(右)・下品堂(左)の三つのお堂(三仏堂)にそれぞれ三躰ずつ安置してある。
上品堂のうち、中央を上品上生仏、右を上品中生仏、左を上品下生仏とする。中品堂、下品堂と同様で、したがって阿弥陀さまには、上品上生から下品下生まで九つの名があり、それぞれ手の位置および印契が異なっている.なにゆえに阿弥陀さまに九品の差別があるのか、一つには私たちの浄土教入信の過程・段階を、二つには念仏によって浄化される私たちの心の様態を示し、三つには往生人たるわれわれの機根を分類したのであって、私たちが念仏信仰に入るときの動機から、段々念仏によって身と口と意の三つが浄化されてゆき「生けらば念仏の功つもり死なば浄土にまいりなんとてもかくてもこの身には、思い患うことぞなき」という念死念仏の心境に至る道程を示したものということができる。京都府下の浄瑠璃寺(九躰寺)とともにわが国における東西の九品仏像の双璧である。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂(上品堂) 三仏堂修覆
元禄11年〜12年にかけ建立されたこの三仏堂も、安政・大正の地震の災厄により甚大な損害をうけ、そのっど補修したが、昭和58年10月7日珂碩上人の第290年忌の勝縁に際し、大修覆工事をおこない、創建当時の偉容を再現した。
九品の阿弥陀如来像を奉祀してあるのは、九躯寺(浄瑠璃寺)と当山のみである(都有形文化財)。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 阿育王塔 |
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九品仏(浄真寺) 境内 阿育王塔
阿育王は、紀元前三世紀のインドの王で、仏教を国教とし、慈悲の教により国民に臨み、その恩徳国内に満ちたといわれる。インド各地に今も残る釈尊の遺跡に多くの石柱を建立して顕彰の誠を示された。現今のインドの国旗は、この石柱の頭部の法輪である、当山の王塔は、日本様式であり、天保年間のものである。
上品堂と中品堂の間にある。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 阿育王塔
墨字が掠れて読むことができない。 |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂(中品堂) |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂(下品堂) |
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九品仏(浄真寺) 境内 三仏堂(上品堂)前の本堂 |
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九品仏(浄真寺) 仁王門(紫雲楼) |
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九品仏(浄真寺) 参道 |