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晩秋の等々力渓谷散策H251122

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 谷沢川に架かるゴルフ橋東詰の等々力渓谷入口 谷沢川に架かるゴルフ橋東詰の等々力渓谷入口 

用賀中町通りの成城石井等々力店の南角に小道があり、そこにゴルフ橋がある。その東詰から階段を下って等々力渓谷に向かう。

ゴルフ橋

谷沢川にかかるこの橋は「ゴルフ橋」と呼ばれています。これは昭和の初めに旧下野毛、等々力村に東急電鉄が開発した約8ヘクタールの広大なゴルフ場があったことに由来しています。現在の橋は昭和 36(1961)年に架けられたアーチ鋼橋で、それ以前は木橋でした。
ゴルフ橋東詰 等々力渓谷と周辺のご案内 ゴルフ橋東詰 等々力渓谷と周辺のご案内 
ゴルフ橋東詰 等々力渓谷と周辺のご案内 ゴルフ橋東詰 等々力渓谷と周辺のご案内 

等々力渓谷 東京都指定名勝

 等々力渓谷は、武蔵野台地の南端を谷沢川が浸食してできた、延長約1kmの東京23区内唯一の渓谷です。
 谷沢川沿いには、武蔵野の代表的な植生であるケヤキ、シラカシ、コナラ、ヤマザクラなどの樹木が鬱蒼と茂り、川のせせらぎや野鳥の声が聞こえ、渓谷のいたる所から水が湧き出て、都会とは思えない自然に触れることができます。
 玉沢橋(環状8号線)あたりは、古墳時代末期から奈良時代の頃の横穴墓である「等々力渓谷第三号横穴」があります。さらに、渓谷の南端には桜の名勝として知られている等々力不動尊があります。不動尊から渓谷に下りた所に「不動の滝」があり、古来から今日まで滝に打たれて行をする
人々が各地から訪れています。
 「等々力」の地名は、渓谷内の「不動の滝」の音が響き渡り「轟いた」ところからついた、との言い伝えがあります。
 等々力不動尊の敷地を含む、渓谷一帯の約3.5ヘクタールの区域は、平成11年3月に東京都文化財保護条例によって「名勝」の文化財指定を受けました。
ゴルフ橋東詰 等々力渓谷案内 ゴルフ橋東詰 等々力渓谷案内 

 等々力渓谷は、国分寺崖線(ハケ)の最南端に位置する約一キロメートルの都区内唯一の渓谷である。谷沢川が国分寺崖線に切れ込んで侵食したもので、台地と谷との標高差は約10メートルある。渓谷の斜面には、武蔵野の代表的な樹木であるケヤキを始め、シラカシ、コナラ、ヤマザクラ、イロハカエデなどとともに、常緑シダ類のような湿地性植物が繁茂しており、渓谷内には至るところから湧水の出現が認められる。
玉川全円耕地整理組合が、昭和5年から13年にかけて谷沢川の道路を整備し、小径を設けるまでは、不動の滝からゴルフ橋にいたる渓谷内は殆ど人の立ち入ることも稀で、雉などの鳥類や、イタチ、キツネなどの小獣類、各種昆虫類の宝庫となった。
都区内とは思えないほどの鬱蒼とした樹林と渓谷美は、幽邃な景観を呈し、武蔵野の面影をよく残している。東京を代表する自然地理的名勝として貴重であり、植生学、地質学及び地形学上重要である。
等々力渓谷 谷沢川に架かるゴルフ橋 等々力渓谷 谷沢川に架かるゴルフ橋 
等々力渓谷 遊歩道 ゴルフ橋を始点とする公園案内図 等々力渓谷 遊歩道 ゴルフ橋を始点とする公園案内図 

左端がゴルフ橋で、谷沢川沿いの渓谷の見所を表示して不動の滝、等々力不動尊がある右端に至る。
等々力渓谷 遊歩道 等々力渓谷 遊歩道 

道路はここしばらく続いている好天のせいで乾いている。しかし、崖からの湧水のせいか、所々水溜りができるほど濡れている場所があり、歩くのに注意が必要である。
等々力渓谷 遊歩道 等々力渓谷 遊歩道 

谷沢川は清流とはいえず、生活排水が流れているかのような独特の濁った水である。
等々力渓谷 遊歩道から見た環八通りの玉沢橋 等々力渓谷 遊歩道から見た環八通りの玉沢橋 

玉沢橋は環八通りに架かる橋である。等々力不動尊まで300m、多摩川まで850mの案内が出来ていた。
等々力渓谷 遊歩道 等々力渓谷 遊歩道 
等々力渓谷 遊歩道 野毛大塚古墳への階段 等々力渓谷 遊歩道 野毛大塚古墳への階段 

この階段を上ると野毛大塚古墳である。

この先に橋があり反対側の崖に都史跡 等々力渓谷3号横穴があるが、実物は大したことはないので省略した。
等々力渓谷 不動の滝 等々力渓谷 不動の滝 

稚児大師御影堂があって、そこから橋を渡ると不動の滝である。稚児大師御影堂は昭和50年に、弘法大師誕生1200年記念で造られた像である。前回寄ったが四阿風の建物に像があるだけである。

崖の上に不動明王が飾られ、2体の龍頭から滝が流れ落ちているが、流れ落ちる水は細々としており、滝音は聞こえるが、轟き渡ってはいない。
等々力渓谷 不動の滝横の稲荷神社 等々力渓谷 不動の滝横の稲荷神社 

不動の滝の左奥にある。
等々力渓谷 遊歩道から等々力不動尊へ階段を上る 等々力渓谷 遊歩道から等々力不動尊へ階段を上る 

ゴルフ橋東詰から渓谷に降りる時もそうだが、かなりの急坂で、雨天など階段が濡れている時は危険である。
 等々力渓谷 紅葉、黄葉が美しい等々力不動尊 等々力渓谷 紅葉、黄葉が美しい等々力不動尊 

満願寺別院等々力不動尊(公式HP記載)

紀州の根来寺を開いた興教大師が日頃信心する役の行者御作の不動明王から関東に霊地があると夢に告げられ、夢に見たのと全く同じ霊地を発見。
奉持した不動尊を安置したのが等々力不動尊。
利釼の瀧と言はれる雄瀧雌瀧は、興教大師が錫杖をふるった霊泉である。
山号は瀧轟山、院号は明王院。
山門は満願寺の旧山門
翼殿を持つ御本堂を正面に、右に客殿、左に懸崖づくりの舞台。
境内は五千坪。起伏に富み春は桜、秋は紅葉の名所で、石楠花と紫陽花と四季に美しい。
 等々力渓谷 紅葉、黄葉が美しい等々力不動尊 等々力渓谷 紅葉、黄葉が美しい等々力不動尊 
目黒通り 等々力不動尊 山門 目黒通り 等々力不動尊 山門 



 
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