発輦祭



発輦祭前の風景

氏子や鳶たちで込み合う8時からの発輦祭前に、境内の風景を撮影した。御社殿前に整列した神人の持つ七色旗や、加茂能人形山車の色鮮やかさ、三鳳輦の華やかさが素晴らしい。神楽殿で神田囃子が奏でられる頃、氏子や鳶など関係者が集まり、見物客は後ろに引いて発輦祭が始まる。

発輦祭

氏子や鳶が前に詰めたため、発輦祭風景はほとんど撮れない。撮っても何をやっているのかが分り難い。かろうじて鳳輦に果物などを供える献餞が分る程度である。

巡行前風景

発輦祭を終え、七色旗、鼻高面(猿田彦)、氏子、鳶たちが三々五々随神門から大鳥居に向う。鳳輦は門を通れないため、脇から神旗、巫女、乙女(市女笠)などと共に出て来る。宮司の乗る馬車や、神職の乗る馬は本郷通りに待機している。鳳輦は担がず、山車のように車に乗せて引っ張っていく。引っ張る神人の服装も一の宮鳳輦(大己貴命)は青、二の宮鳳輦(少彦名命)は橙、三の宮鳳輦(平将門命)は黄と分けられ、5月の青空によく映えている。鼻高面(猿田彦)は、全行程を一つ歯の高下駄で歩く。

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