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【関連サイト】   神田明神 神幸祭(H19−05−12)<全行程掲載>

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  山王坂下を進む神幸祭行列

 発輦祭を終え、山王坂下から供奉員総勢約500人、300メートルの神幸祭巡行が始まる。全ての供奉員、山車、鳳輦などを撮ったため、2ページに亘って掲載する。
 先頭の広報車、祭り囃子に続き、大きく羽を広げた美しい諌鼓鳥、日枝神社の高張提灯、御幣、鼻高面、獅子頭、舞姫、童女、菅蓋などが次々と出ていく。
 氏子総代連の後に一之宮鳳輦、二之宮鳳輦、宮神輿、宮司などが乗った人力車が続く。巫女鈴を鳴らしながら歩く巫女の行列が出た後、造花ではあるが大きく華やかな花山車、今年の干支にちなんだ白虎の干支山車、美少年山車と続き、最後に御幣を担ぐ猿山車が山王坂を上って行く。

  山王坂〜半蔵門駅通り〜麹町四丁目交差点

 明治維新まではほとんどが山王社(日枝神社)の社地であったことから名付けられた山王坂を上り、国会裏交差点で左折、特定都道(中央官衙)257号へ入り、北上する。平日(金曜)の8時過ぎのため、ほとんど人出もない中、巫女や鳳輦、宮神輿などが国会裏を粛々と進み、国会図書館がある参議院通用門前交差点を過ぎて隼町交差点で青山通り(国道246号)を渡る。
 隼町交差点で青山通りを渡り、最高裁の裏で、半蔵門線が走る片道1車線ぎりぎりの半蔵門駅通りへ進む。附け祭の牛若大山車が平河町森タワーから参加し、国立劇場裏の国立劇場演芸場前を通り、平川町二丁目町内会が神幸祭を迎えるなか、麹町一丁目交差点で左折、麹町大通り(新宿通り)へ至る。
 麹町一丁目交差点から麹町大通り(新宿通り)に入り北上、まだ9時前だが、通勤客が少しずつ増え始め、華やかな神幸祭に驚き、携帯で写真を撮る人が多い。麹町三丁目交差点を諌鼓鳥や、鳳輦、宮神輿が過ぎ、巫女達の行列が麹町四丁目交差点に進む。

  麹町四丁目交差点〜四谷見附交差点〜主婦会館

 麹町大通りを西進、御幣を担ぐ猿山車の引き手の小学生が待つ参議院宿舎前交差点、鉄道弘済会館前交差点、麹町六丁目交差点と神幸祭の巡行は進み、JRの跨線橋でもある四谷見附橋を渡り、四谷見附交差点で外堀通りを渡る。麹町大通り案内図によれば、吉田忠衛門、小野寺幸右衛門など多くの赤穂義士が討ち入りに備えて平河町界隈に住んでいた。
 時刻も9時となり、出勤するサラリーマン、OL、学生たちでごった返す新宿通りの四谷見附交差点を、神幸祭の祭り囃子、鼻高面、鳳輦、宮神輿などが次々に外堀通りを渡っていく。上智大学に通う外人学生なども神幸祭の江戸絵巻を興味深く見物し、盛んに写メを撮っている。渡ってすぐの四谷一丁目交差点で右折、新宿通りを渡る。
 四谷一丁目交差点から三栄通りへ入り、四谷見附北交差点で外堀通りを渡る。駅ビル「アトレ四谷」沿いに東進し、四ツ谷駅前の主婦会館前広場に鳳輦、宮神輿が駐輦し、予定とほぼ同じ9時半から小休止となる。主婦会館前広場は狭いため、鳳輦、宮神輿以外の諌鼓鳥、鼻高面、菅蓋などは麹町大通りを進み、そこで停止する。




 
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